脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

現場にて

2023年01月24日 | 三代目は見た
たまには作業中の話。

3歳くらいの男の子、10歳くらいの女の子がいるお家で作業をしました。
男の子は、何をするのも興味津々。
女の子は、「危ないからダメ」と、何度も男の子を制止。
この繰り返しをしていました。

・・・・母親は、何をしている?

同じ部屋の中にすらいません。
しっかりものの女の子ですが、まだ10歳程度。
刃物を扱う私のところに放置するのは、危険すぎる。

もちろん、作業前に「危ないから、子供の監督をしてくれ」と伝えています。
にも関わらず、この有様です。

脚立を使う作業があり、さすがに危険を感じたので、母親に一声かけようと思ったのですが、どこにも姿がありません。
女の子に聞いても「分からない」と。
仕方なく、女の子に「これから危ない作業があるから、部屋から出て」とお願いしました。

女の子は隣の部屋に男の子を誘導しますが、男の子は従いません。
しまいには泣き叫び、大暴れ。
イライラしましたが、何かあってからでは遅いので、女の子に「がんばれ!」と念を送りました。

攻防は10分くらい続いたと思いますが、どうにか、YouTubeで連れ出しに成功したようでした。
そこで、急いで作業再開。
一応、周囲に気をつけながら作業していたのですが・・・

後ろで“ゴー”という音。
掃除機のスイッチが入ったのです!
女の子が目を離した隙に、男の子が入ってきて、スイッチを入れたのです。
丸鋸などはコンセントから抜いていましたけど、充電式の掃除機はそのままだったのです。

音に驚き泣き出す男の子。
慌ててきた女の子もパニックです。
こりゃ、作業どころじゃ無いな。。。。

私もイライラして、作業を中断、帰る事にしました。
怪我をされても困るし。
道具を片付け、掃除を終えても母親は不在。
黙って帰るワケにもいかず、現場で待ち続ける事40分。
父親らしい人が戻ってきました。

事情を話し、今日は作業せず、帰るとしました。
父親らしい人が監視してくれていれば作業継続も可能だったのですが、イライラが勝っていて、とにかく現場を離れたかったのです。
(こういうところが大人げない。まだ成長しきれていない私)

父親らしい人は・・・・

と、ここで、私の文章に違和感をもった方。
そう、私、「男の子」「女の子」を「弟」「姉」と書いていません。
さらに「父親らしい人」です。
お気づきでしょうか?

この父親らしい人は、母親の兄にあたる人で、女の子の父親。
男の子と女の子は、「いとこ」という事になりますね。

話を戻します。
父親らしい人が、母親に電話を掛けると、「すぐに戻る」と。
10分ほど待ったかな? 母親が戻りました。
再度、事情を話すも、母親は「あっそ」という素っ気ない態度です。

イライラが頂点に達し「契約解除」を申し出ました。
作業の途中ですが、そんなの知った事ではありません。
(自身を擁護すると、そういった取り決めは、事前に説明済み。もちろん文書→押印済みです)

ここまで掛かった費用だけ請求すると伝えたら、母親、大慌てで謝罪してきましたけど、ここまでくると、信頼関係の問題になります。
ただ、ここで父親らしい人(母親の兄)が仲裁に入り
●こどもを連れ出す事(兄の嫁さんを呼び出す)
●自分も同席する事
を条件に、作業再開となりました。

兄は常識があり助かりましたが、直請けには、こういう問題もあるのだと再認識しました。
契約の席には旦那がいたので、こんな厄介な相手だと気づきませんでした。

無事作業が終わりました。
後日、旦那さんから謝罪の連絡があったので、こちらにも行き過ぎがあった事をお詫びしました。

これ、後日談がありますが、とりあえずはここまで。
続きは後ほど。
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パンクしそう

2023年01月14日 | 三代目は見た
ヒマに悩んでいたのが嘘のように、膨大な仕事量に悩んでいます。
バランスが難しい。。。

忙しい要因は、下請けの回復です。
昨年1年を通じて少なかったのに、今年に入った途端に急増。
ありえん。

ただ、相手方の内情も分かってきて、この回復が続かない事も理解しています。
偶然重なっただけ。それだけです。
でも、断る事は怖いので、休日返上で対応するしかない。そういう事です。

逆恨みって事でも無いですが、昨年、私をさんざん苦しめておいて、今になって良い顔するんじゃない! なんて穿った感情もあります。
まぁ、相手方は、私が困っていたかどうかなんて、知らないでしょうけどね。

ちなみに、相手方の内情というのが、設計部のプラン作成にあります。
簡単に言えば、私の商品がプランに入っていないのですね。
他社の、というより建材メーカーの商品に押されて、まるで歯が立たないのです。
これは、値段の問題だけでは無く、設計部の提案方法にも問題があります。
まぁ、問題と言っても、私にとっての問題というだけで、相手方に不利益は無いですけど。

この方法が変わらない限り、劇的な回復は見込めないという事。
だから、今を乗り切れば、またヒマになると予想しています。
ただ、昨年よりは、いくらか下請けが増えそうな気配はあります。
そうなると、直請けとのバランスが難しくなりますが、すでに直請けにシフトすると決めていますので、優先順位は直請けになります。
だから、下請けは「待ってくれ」となりますので、納期を融通してもらえなければ、どこか他社を探すことになるのでしょうね。
それで仕方ないと思っています。

さて、もう少し、プラン作成(直請けですよ)をやっておきますかね。
コメント (2)
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たまには真面目に(笑)経営について

2023年01月14日 | 三代目は見た
何度もしつこいですけど、下請けを脱却し、直請け(一般客への直販)にシフトしています。

あまり詳しく書けませんが、直請けするにあたり、扱う製品も工夫しています。
これが、私が非常識な職人と言われる所以です(誰も言っていないか?)
全く同じ製品でも、売り方を変えると使い方も変わる。
そこに目を付けたのですね。

テーブルでは売れなかったけど、テレビ台ならどうか?
家具コーナーでは売れなかったけど、家電コーナーに置いたらどうか?
こうやって考えました。

さらに、今の流行りは何だろう?と考えて、その流行りに、どうやったらピンポイントで宣伝できるか?
ここは偶然の要素も強かったのですが、流行りに気づけたのはありがたかったです。
これに気づけたから、今、ある程度の成果が出せています。

ただ、ここまで全てが独りよがりなんですね。
相談する相手がいないという事もそうなんですが、周囲の協力が得にくいのです。
「テーブルを作ってくれ」と言えば作るのに「テレビ台」と言った途端に嫌な顔をする。
ケーブルを通す穴を開けるだけでも渋る、こんなイメージです。

私のように「売れれば良い」と割り切れる人は少ないのかもしれません。
職人としての拘りもあるのだと思いますし、それは悪い事では無いのかもしれません。
でも、それで食い扶持が稼げないなら、どこか妥協しないとダメだと思うのですが、ここが上手くいかないのです。

私は、製造を外部委託している部分が多く、製造者がソッポを向いてしまうと、私の経営が傾きます。
今のところ、どうにか宥めすかして動いてもらっていますが、不満タラタラのようなのです。
なんだろ、重要文化財を作るレベルの職人に、犬小屋を作ってもらう感覚かな。
ここまでの開きは無いと思いますが、製造者のプライドは、このくらいの差だと感じています。

売上を伸ばす事までは成功したのですが、ここからは、製造の効率化が課題になっていて、ここには製造者の協力が不可欠なんですね。
その協力が、私は「多くの仕事を出せば得られる」と思っていたのですが、製造者は「重要文化財を回してくれるなら、たまに犬小屋ぐらい作ってやる」だったのです。

もう、私の営業手法では、重要文化財は獲れません。
製造者も、この現実を直視して欲しいのですが、割り切れないようなのです。
製造者にすれば、重要文化財の仕事を獲れないのは、私の怠慢という認識。
時代の流れとは認めてくれません。

半分諦め、もう半分は変わってくれる事を期待して、今も発注書を書いています。
相手がPCを使ってくれないので、FAXです。
6と8を読み間違えて、おかしな物を仕上げてくる事もしばしば。
でも、PCは使わない。
まだ30歳代なのに、考えは後期高齢者ですよ。
ただ、腕は抜群。だから強気(笑)

と、長くなりましたが、書きたいのは愚痴ではありません。
このように、若くても変わらない業界だからこそ、私のように変わった(変化した)と変わった(変人)が生き残れるのです。

また経営の面白さが出てきましたね。
ようやくポジティブシンキングになってます。
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真実はどこにあるのだろう

2023年01月07日 | 経営以外の話
ある一家の話(我が家では無い)

話をまとめる為、母(私と同世代=主役)、息子、嫁(息子の嫁)、元彼女(息子が結婚直前まで行った子)とする。
ほかにも父(離婚)と姉もいるが、簡潔にする為に省く。

息子と、元彼女の結婚は、母の大反対があり成就しなかった。
これは、元彼女がお金にだらしないからだ、というのが母の話だが、息子は真実を語らなかった。
そして、今の嫁は、母と同じ職場で、男性社員の人気ナンバーワン。
容姿端麗で気立ても良く、嫁にしたいという男性が多い中「母が」息子と引き合わせ、「母を中心に」話が進み、両家顔合わせでも「母が」いい家族だと言って、「母が」大賛成をし、結婚した。

これだけ書くと、マザコンの息子像が出来上がるが、私が「母から」しか話を聞いていないので、母の主張が強いと感じているだけかもしれない。

そして、待望の孫が誕生。
が、あれだけ「母が」気に入っていた嫁と、その一家を、「母が」おかしな一家だと言い出した。
そして「元々オカシイと思っていた」と。

いや、数年前は、べた褒めだったハズだ。
義理の父親は大手商社勤め。寡黙だが温和な人。
義理の母親は元教員で、今は塾講師。娘と同様に美人で、自身をしっかり持った人。
収入は安定していて、家こそ小さいが、とても整理整頓された、使い勝手のいい家だと。
嫁は書いた通りだ。
このように、私達には言いふらしていた。

が、今は「セクハラジジイ」に成り代わった。
顔合わせの時、姉の胸ばかり見ていた、偶然を装って触られたと。
義理の母に至っては「何を考えているか分からない」と。
さらに「家はゴミ屋敷」だそうだ。

虚言、妄想?
真実は分からない。
ただ、これほど話が変わるのは、最初の話もオカシイし、今の話もオカシイと思うのが自然だ。

気の毒なのが息子だ(と思う)

今日、母親に会う。
おそらく、この話の続きが聞けると思う。
他人事だから、面白い話と聞き流せるが、こんな奴が母親だと思ったら、ゾッとする。

続きがあれば、また書く事にする。
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良い方向だが不安が増す

2023年01月07日 | 三代目は見た
昨年前半までの不調が嘘のような経営になっています。
連日の問い合わせ、これが複数件数にもなってきました。
問い合わせ(分母)が増えれば、同じ契約率としても請負(分子)は増えます。
今月、まだ6日しか経っていないのに、先月の問い合わせ件数と並びました。

冬期休業中の影響もあるのかな、ヒマだから、色々調べているうちに、当店にたどり着いたのかな?
いろいろ想像をしてみますが、実績が無いので分かりません。

ただ、相変わらず下請けは少ない。ここは動きません。
だから、正確には「不調は続いている」のです。
過去100だったものが30になり、過去ゼロだったものが100になった。
結果、130(過去を100として)という事なのです。

ゼロが100。信じられませんが、これが事実であり、命綱になっています。
これがゼロになってしまう危険、皆無ではありません。

満足度の高い仕事を続けていかねばならない、これだけは事実です。
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