脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

なぜ高い代金をもらえるのか?

2018年03月17日 | 経営
誰だって、高値取引をしたいと思うし、消費者側なら安く買いたいと思うでしょう。
私だって、同じ商品であれば安い業者(店)から買いたいです。

ただ「安く買う」にはリスクがある。これは肯定しておきたいのです。
逆を言えば「高く買うからには、リスクが少ない」と思ってほしいです。

さらに「高いだけの満足がある」から高い、「安いなりの理由がある」から安い。
同じに見えても、内容は全く違うから価格に差が出るという事です。

それを踏まえて、当店の安売りしない理由を書かせていただきます。

「腕がいいのか?」これはNoです。よく見積もっても平均点でしょう。
ですので「技術レベルが高い」ではありません。

私が「他社より高い代金をいただく根拠」は「顧客対応力」だと考えています。

お客様の要望をしっかりヒヤリングする。
お客様の要望に対し、満足度の高い提案をする。
提案を形にする。ここにしっかりとした説明を行う。
リスクのある提案はせず、専門家として安心できる内容を、分かりやすく紹介する。

こういった顧客対応。当たり前だと考えられるかもしれませんが、けっこう難しいです。
でも、もしこの対応をお客様自身(営業マン)が行えるのであれば、その分、商品が安くなるのは否定しません。
セルフサービスで人件費を下げるという考えと同じです。

私の商売は、身近なのに専門性が高く、理解されているようで、認知度が低い業界です。
お客様に対し「このくらいは知っているだろう」は該当しないことが多いのに、「オレは知っている」と思い込んでいるお客様が多いという矛盾があります。
これを、しっかり見極め、相手に合わせた対応をする。

これで、営業マンは「アイツに頼めばラクだ」「丸投げで大丈夫」となります。
そうです。営業マンの労力を、私が変わってあげるという事です。
労力を削減する分、対価をいただく。
だから「高くても問題ない」経営ができていると自負しております。


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サービスの線引き

2018年03月17日 | 経営
施工に関して、サービス(無料)で対応する事があります。
サービスは「利益を損なわない程度の材料費」と「短時間」が定義で、サービスするかどうかは「満足度が高まるか」という基準で線引きしています。

例えば、バリアフリー工事でドアノブ(丸ノブ)をレバーハンドルに変えたとします。
その際、建付けが悪ければ直します。しっかり動作するようにした上で金物交換します。
これで「やっぱり専門職に頼んでよかった」と思ってもらえれば、という考えです。
金物交換程度なら、専門職以外でも対応できますからね。


が、私、相手によってサービスを変えています。
Aさんはサービスしたのに、Bさんはしなかった。
これ、当たり前のようにやっています。
例に倣えば、建付け調整しない相手もいる、という事です。
(追加料金をもらえば対応しますよ)

では、サービスする相手はどんな人? 美人?
そう、美人(これは否定しません)

ちょっと書き方に癖がありましたね。
正確には「基本的にはサービスするけど、たまにサービスしない相手がいる」が正しいです。

サービスしない相手は?
これは、所謂「クレーマー」です。

クレーマーは、当たり前かもしれませんが、クレーマーとしての自覚がありません。
が「俺は客だぞ!」という態度で来ますので、「この人、クレーマーっぽいなぁ」と感じてしまいます。

先の例で言えば、「建具調整したほうが良いなぁ」と思った段階で、相手(元請けの営業マン)に「調整するなら〇〇円かかるよ」と伝えます。
ここで料金をもらえるとなれば「作業の結果、それほど大変じゃなかったからサービス(無料)で良いよ」と、最終的には無料になるようにします。
でも、「クレーマーっぽい」と感じたお客様のほとんどが「サービス(無料)でやってよ!」と攻めてきます。
固辞です(笑)

クレーマーと感じる相手は、サービスをしたところで「当然だろ」と考えそうで、とても満足度が高まるとは思えないのです。
だから、サービスしないのです。
これが線引きです。



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なぜ、やらないのか?

2018年03月17日 | 経営
当店にお問い合わせいただくものに「当店では対応していません」とお断りする案件があります。
例えば「インナーサッシの取り付け」です。
仕入れルートもあり、施工方法も知っていますが「対応していません」と答えています。

「なぜ?」と聞かれることもありますが、それに丁寧に答えるつもりはありません。
「やっていないから」で終わらせます。

もちろん自分なりの理由はあります。
インナーサッシの限ったことではなく「やらない」と判断する線引きです。

細かく挙げれば、いろいろな理由を「作る」事は可能です。
そう、理由は後付けなのです。

「できるか?」「できないか?」と聞かれれば「できる」
でも「やるか?」「やらないか?」と聞かれれば「やらない」

技術面で可能でも、商売としてやるかどうかは「私の判断」です。

それが「儲からないから」「面倒だから」「キライだから」
色々な理由はありますが、全て「私の判断」という点は変わりません。

他社は対応していると食い下がる方もいらっしゃいますが、それは、その会社の判断です。
私は、私の判断で決定しています。

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能力⑥ 続編

2018年03月14日 | 経営
K工務店の続編です。

K工務店には跡継ぎ息子(以下、K息子)がいます。気の穏やかな好青年です。
私より7~8歳くらい若いかと思います。

今回の件(工期ギリギリの連絡や、勝手に材料を手配)をK息子にも伝えました。

すると
「材料(枠材)が入ってくるのが遅くて、枠ができたのが〇日だった」
という、なんとも頓珍漢な回答がありました。
要するに「K工務店(親子)は間違っていませんよ」と言いたいのでしょう。

あぁ、やはり付き合える相手ではない。
私が言いたいのは「枠の完成した日」ではなく「完成できそうな日を、早めに連絡してくれ」です。

旅行なら、「計画段階で到着時間を予測するだろう。その予測を言え」という事です。
K工務店は「今、到着したよ」と連絡をしているのですね。

が、ここで気づきです。
「旅行なら」と、自分でたとえ話を書いて気づきました。

K親子は、こういう計画ができない人なのですね。
計画が無ければ予測は無いし、仮に予測しても、それは根拠がないからアテにならないです。

なんだ。そういう事か。
綿密な計画を立てるタイプの私とは、合わなくて当然ですね。
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騙された(怒)

2018年03月14日 | カネ(笑)にまつわる話
スマホの話です。
注意喚起したいです。

特定の店名は出しませんが(出したいですけど、名誉棄損とかが怖いので)大手キャリアショップ(ド○モとか、○Uなど)ではなく、「どこのスマホでも契約できますよ」みたいな店、ありますよね。
そこでの話です。

今回、通信会社を変更しました。
よくある「解約手数料」が発生しますが、これを「○○が負担するので、実質ゼロですよ」という契約でしたので、安心して変更しました。

が、結果的に解約手数料の割引(実質ゼロ)は受けられませんでした。

細かく書くと特定されそうですが、よくある「1ヵ月以内に解約すれば、基本料金がかからない」という会員契約を複数付けられた契約だったのです。
そのうちの1つが「解約手数料の割引に必須な契約」だったようで、月々200円でした。

解約手数料の割引は、180日以上の契約が必須だったようで、その間にプラン変更したり、スマホ契約を解約すれば手数料の割引は無し。
その「プラン変更」に、この会員契約が該当していました。

月々200円×6ヵ月=1200円。これを続けていれば、解約手数料(約1万)を受け取れたのですが、1か月未満で解約したのでゼロ。
たった1200円をケチっただけで、ゼロです。
仮に2年間契約したとしても4800円。解約手数料のほうが高いのです。

これをショップに言いました。

まぁご想像通りですよ。
「それはお客様の判断です」

いやいや、わざわざ書面で「1ヵ月以内で解約するもの」と渡されて、それを「このショップで」解約したのですよ。
契約時に「実質ゼロ」を言ったのだから、その責任を負え!!!

ハッキリ言っていやりましたよ。
「全員殴り殺したい気分だけど、謝罪があれば不問にする」

当然、謝りません。認めませんね。
書面を見せても、です。

問題は、これが「私個人に対するミス」ではなく、これからも続くであろうという事です。

皆さん、責任の無い場所で買ったらダメです。
いい勉強だと思って諦めますが、一応、消費者センターには通報しようかと思います。
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