今すべき事を考える

売上は期待できません。
「儲かればラッキー」程度の認識です。
いつ落ち着くか、回復するかも分かりません。

では、今は何をして過ごそうか？
暢気にゴロゴロ寝て過ごす、これもアリです。
「果報は寝て待て」ですね。

が、私は1年後、5年後、10年後を見据えた行動を取るつもりです。
今だからこそできる事。
これもたくさんあります。

具体的な事は機会があれば書きますが、要は「仕事の効率を上げる」という方法を作っていく事です。
例えば発注書のテンプレートを作るなどが当てはまりますね。
（これは既に作ってありますが）
同じ作業でも、テンプレートがあるだけで短時間で終わらせる事ができます。
この「テンプレート」になるものを作りたいと思います。
（発注書や見積書ではありませんよ。例えば、という事です）

これで、仕事量（作業時間）の1割短縮を図ると同時に、仕事量（件数）の1割増を目指します。
ここ最近のマイナスを一気に回復する事は難しいですが、利益を1割増やす事で、中、長期で回復する事は可能だと考えます。
アイデアは豊富にありますから、じっくり時間を掛けて構築、実行です。
良いチャンスなのかもしれません。

2月度 売上報告

2月度の売上報告を出させていただきます。

■2019年対比：65％
■2015年以降の平均との対比：80％達成
■2015年以降の売上順位：3位

予想通り、いや、予想を上回る苦戦でした。
昨月末は「昨年比7～80％程度」と予想していましたが、結果は65％
仕事量も、理想値の80％足らずでした。
要するに「ヒマだったし、単価の良い仕事が無かった」という事です。

新型コロナウイルスの影響は大きいです。
（それだけが苦戦の理由とは言いませんが）
これも、予想以上です。
3月以降も影響が残ります。
これは、想定外の問題ですので、私個人が努力して解決するものではありません。
ですので、結果に対する検証は保留します。

さて、現段階での、3月度達成状況（売上見込み）ですが、
■2019年対比：37％
■直近5年平均との対比：30％
■現段階の仕事量　理想値の25％
＊仕事量は、しっかり休日を確保できる日程（理想値）が100％。休日返上なら120％程度で考えます。

3月で盛り返したいところですが、これは難しいでしょうね。
資材の欠品なども出ているようです。
リーマンショックを上回る景気後退、これも私個人で解決できる問題ではありません。
4月以降も続くでしょう。

そうすると
■売上を増やす策を考える
■売上は無いものとする
と、大きく分けて2つの考えが出てきます。

まず前者ですが、この場合は「新しい取り組みを試す」や「安売りする」といった方法が思いつきますが、正直、大きな改善にならないと思います。
燃え滾るマグマに水鉄砲で挑むようなものです。
なので、後者で「覚悟」を決め、マグマが落ち着くのを待ってから行動しようと思います。

ま、我慢、覚悟ですね。

利益

マスクを作っている会社（工場）が儲けるのは理解できます。
転売ヤが儲けるのは理解できません。
なぜ法の力で制御できないのか？
見せしめでもいいから、摘発をしてほしいです。
朝からドラッグストアに並んでいる中に、転売目的の輩が混ざっています。
こんなヤツを放置している事が理解できません。

デマ

さて、トイレットペーパーが無くなったという件ですが、私が「1週間前に買っておいた」という事を詳しく説明したいと思います。
買うキッカケは、とあるネットの掲示板で「トイレットペーパーが無くなる事はないよね？」という投稿を見たからです。
そこに「そんなバカな話は無いだろ」という多くの反応に紛れて「原材料が輸入できなくなる可能性がある」と尤もらしい投稿があったのです。
それを見て「こんなデマに踊らされる人が増えるだろう」と予測し、買いに行きました。
これは「東日本大震災の時、ガソリンが無くなったのと同じ」だと感じました。

もし「原材料が」という投稿を送った人が、転売目的だったら？
目論見は半分成功したと言えるでしょう。
（まだ、高額で転売できているかは分かりませんが）
何の根拠も無く「原材料が」と投稿したのなら、これこそオイルショックでトイレットペーパーが無くなったのと同じです。
（若い方は知らないでしょう。私もリアルタイムでは体験していません）
根拠の無い、たった一人が何となく話した事、たった1件の店でトイレットペーパーが売り切れた事で、全国がパニックになったのです。
ネット、SNSが無い時代ですら、あっという間に全国に波及したのですね。

それにしても、当時から学んでいないという事を考えさせられます。
オイルショックの時の報道も、店に子連れで並ぶ長蛇の列。
（お一人様1点なので、子供を連れていけば、多く買えた）
ガソリンも同じで、朝からガソリンスタンドで待つ長蛇の列、それでできた渋滞を報道していました。

これを、政治の力でコントロールできないのが事実。
「マスクは来週中に行きわたる」と言いながら、いつまで経っても品薄。
「医療機関などを優先しているから」と発言を曲げてきましたが、こんな事は最初から分かりきった事ですよね。
ウイルスの検査も同じ。
「3000件できるようになった」と言いながら、1000件にも満たない。
民間でできる能力があるのに、そこに委託をしない。
結局、普段から信用できる行動をしていないから、事実を事実として受け取れなくなるのです。
オオカミ少年ですね。

仮に「トイレットペーパーは充分にありますよ」と、テレビや新聞で大々的に報道したら？
きっと、ますます品薄になります。
それだけ、信用が無いんですよ。

デマは良くないですが、デマを掻き消す事ができない政治能力のほうが問題だと思うのです。

煽る

「トイレットペーパーが無い」というニュースを見た。
お店に行ったら、棚がスッカラカンだった。
ニュースは事実だった。

と、こんな書き方をしましたが、ニュースでは「在庫は充分にある」「無くなる事は無い」と言っていました。
が、映像は、開店前から長蛇の列と、空になった陳列棚を放送しています。
「戦争は無い」と報道しながら、銃撃戦の映像を流しているようなものです。
戦争が無いなら、楽しく遊ぶ子供の映像などを流すべきですよね。
だから「トイレットペーパーば無くなる事は無い」のなら、大量に積み上げられた在庫を放送すべきなんですよ。

マスクはともかく、トイレットペーパーが無くなったのはメディアに責任があります。
正確な報道ではなく「面白く見せる報道」をした結果です。
一部、転売目的の汚いヤツを除けば、充分なストックがあるのに、慌てて購入する消費者を責める事はできません。
自分の身は、自分で守るという防衛から起こる行動だからです。

さらに言えば「在庫は充分」という報道を信じられるのか、です。
普段から、正しい情報を発信しているのか、正しい行動をしているのか、という事です。
これは、政治の責任です。

実は、トイレットペーパーが無くなるのは想定内でした。
我が家は、家内がストック嫌い（なのか、在庫管理ができないのか）なので、トイレットペーパーは「無くなったら買う」というスタンスでしたが、一週間前に、私が買っておいたのです。
家内にすれば「バカげた行動」だったようですが、棚が空っぽになった現状を見て「正確な判断」と認めてくれました。
私が買ったのは「在庫が無くなるから」という理由では無く「消費者が慌てて買うから、一時的に入手困難になるだろう」と予測したからです。

繰り返しますが、今回の件はメディアに責任があります。
正確な報道をしているつもりかもしれませんが、不安を煽っているだけです。