脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

完璧はムリって分かっているけど

2012年05月30日 | 経営
お客様に見積書を提出したら
「高すぎる!!!」と激高されました。

「○万円でやりますよ」って言って工事して、請求が2倍だったとかで怒られる分には理解できるんですけど、見積段階で怒られてもねぇ。
しかも、こういうお客様に限って、世間一般で言う「金持ち」なんですね。

しかも、怒っている内容も支離滅裂。
コチラが3万円で提出した見積に対し「5万円もするなんて!!!」
何かと勘違いしているんですね。

「お客様の要望を全て叶えると○万円」と書き、カギや金物、素材など詳細に見積項目を作って提示。
特にカギが特殊だった事で高額になってしまったと注もつけたのですが、見たのは合計金額だけで「どうしてただの引戸がこんなに高いの!!!」

結論からすると、見積書の見方を知らない人に対し、FAXで見積を送って電話で説明しようと試みた私のミスなんですね。
訪問するべきだったのでしょうけど「夜のお勤めの方なので」と考えてしまったのが悪かった。
夜中でも行くべきだった。。

と、反省材料は多いのですが、「100% 完璧に全てできるワケが無い」んですよね。
訪問したからって解決していたかどうかは分かりませんからね。


でも、落ち込むんです。悩むんです。
意外とハートは弱いんです。。。。
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プラン作成?

2012年05月29日 | 経営
とあるデザイナーから「店舗の間仕切りに使える建具をプランニングして欲しい」と言われました。
おいおい、そりゃデザイナーの仕事でしょ(笑)

要望を聞いても「こういう店に使えるもの」としか返答が無かったので「ウチじゃ受けられません」とお断りしました。
この手の話は、打合せや図面作成に手間を取られる割に、受注金額が安かったりして、全然利益にならないケースがあるんですよね。

ただ、こういう「プラン作成」の要望は、今後、避けて通れないんだろうなぁと感じています。
どのメーカーもカタログは充実していますし、ネットの普及で、色々な情報を仕入れる事ができるようになりました。
お客様も、「自分の希望が通る業者と付き合う」という形になってくる(既になってきた)と考えます。
CADとかもしっかり対応しなければならないでしょう。

そうなると、私のような個人経営は、時間が足りなくなります。
問屋が代行してくれると助かるんですけどね。
ムリなのは分かっていますし、私の性格上、問屋にまかせっきりにはできないですから、結局自分でやっちゃうんでしょうけどね。。

さて、これから家具のプラン作成です。
こちらは「純和風」「鏡台として」「温泉旅館のイメージ」という要望です。
受注になると良いんですけどね。
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ふと考える

2012年05月28日 | 経営
日曜日、家族で外出。
食事代や高速代など含めると、2万円近い出費。
これで日帰りですから、けっこう贅沢かもしれません。

ウチは外食など多いほうだと思います。
相応の出費も多いと思います。
このあたりを節約すれば、もっと貯蓄できていると思いますけど、私自身、趣味も無く、ギャンブルもしませんので「自分の小遣いを家族に使っているんだ」と、勝手ないい訳をして誤魔化しています(笑)


今現在、前職のサラリーマン時代と比較すると、額面上はかなりの収入増になっています。
が、家族も増えましたので、相応の出費も嵩むようになっているのに加え、上記のような贅沢です。通帳の残高に変化はありません(マイナスじゃないだけマシか)

「もし、あのままサラリーマンだったら、どんな生活をしていたんだろう?」と、ふと考えました。
比較対照があるから思う事ですよね。

手取り金額から、今、使っている金額を差し引くと・・・・外食なんて不可能。削れるところを目一杯削らないと厳しいようです。
別に、高級ブランドの品物を買うような生活はしていません。ごく普通の生活をしているつもりなんです。
でも、全く足りません。。

削ってみるところは・・

●家賃・・・もっと安いところもありますからね(でも、窮屈だろうなぁ)
●食費・・・カミさんに聞いたところ「もっと安い米もある」との事
●自家用車・・・中古の軽でしょうね。持てなかったかも!?
●子供・・・カミさん曰く「2人はムリでしょうね」
●積立・・・現在、子供1人あたり2万円/月、、ムリでしょう。
●外食・・・「何かイベントがあった時だけ」
●遊興・・・入場無料のイベント、施設を探すかな


分相応という言葉がありますよね。
こういう事なんでしょう。

でも、暮らせないワケじゃ無いですね。
これでも幸せは感じられるでしょう。


まぁ、今からサラリーマン時代の生活に戻すのは不可能かな。。
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出入り禁止!

2012年05月27日 | 経営
先日、主要取引先で「現場でのクリンリネスについて」という講習に参加するようにお達しがあり「参加しない業者は現場への出入り禁止」と脅しもあったので、渋々参加しました。
まぁソコソコの規模の会社ですので、こういう事も含めてお付き合いする必要があるんでしょう。苦手ですが、仕方ないです。

そこでは、「こんな場合どうする?」という写真を見て「ここそこを、こんな方法で養生する」とか対策を発表するっていうのがあったんです。
そうやって現場意識を育てていきたいのが狙いなんでしょうね。

とあるディスカッション中に、出席した塗装屋さんが「そんな細かい事やってたら仕事になんねぇよ」と言ったんですね。
すると講習の責任者から「退場!」と言われ、なんか険悪な雰囲気。
そこは収まったのですが、次の休憩が終わると塗装屋さんの姿はありませんでした。
そして責任者から「取引を停止する」と宣言があり、後日、書面で通知がありました。

取引停止は脅しではなく、ルールの徹底に本気で取り組んでいたんですね。


実際、その塗装屋さんは、あまり現場での態度は良くなかったんです。
上履きは履かない(持っていない?)、養生シートの上とはいえ塗料はベタベタとこぼしても無視。
お陰で塗料を踏んだ足跡が現場中についてしまう事になります。。。

早かれ遅かれ取引停止になっていたでしょうね。


当店は、この業者に切られたら一家心中モノですので、しがみついてでも従わねばなりません。
ただ、こういった基本的なルールを守ってさえいれば、予算が厳しいワケでもなく、工程も余裕を持ってくれる、とても良い相手なんです。
だから、今回の講習で言われた事も徹底するつもりです(と言っても、それほど厳しいルールじゃないんですけどね)

ちなみに講習で守るように言われたルールは
①各作業ごとに養生を行う(現場養生の上にシートをかければOK)
②ゴミの分別
③現場廃棄物は、この業者の指定した場所に持ち込む
④作業前清掃、作業後清掃の徹底
⑤お客様から依頼されても、作業で発生した廃棄物以外のゴミは受け取らない
⑥発生した廃棄物はその日のうちに持ち帰り、現場には置かない

③がちょっと面倒。
例えばドアを交換したら、古いドアは、木材と金物に分別して、業者指定の場所に運び、担当者立会いでコンテナに投入しなければならないんですね。
この場所は当店から1時間弱。
それに受付時間が10時から17時までで、平日のみ受け入れ。

こう考えると「廃棄物を持っていく予定」を組まなければならないんですね。
さらに、処分は、該当する現場が完工するまでに行わなければならないんです。
建具工事は工程の最後のほうに組まれる事が多いので、場合によっては現場から直送しなければ間に合わない事もあるんです。

もし、完工までに間に合わなければ、業者が指定する産廃業者まで持ち込まねばなりません(こっちは期日制限は無いみたい)
ただ、この産廃業者の場所は・・・・当店から2時間ほど。
やはり負担ですね。


でも、厳しいばかりのルールじゃなく、我々の負担を軽減するルールも設けられました。
①養生シート、ゴミ袋は業者が支給(無料)
②持ち込んだ廃棄物の処分費は無料
③有料になるが、廃棄物の引き取りも行ってくれる

ルールを徹底するのに、我々に負担ばかり強いてしまえば、どこか逃げてしまったり誤魔化してしまう可能性がありますけど、軽減策もあれば比較的素直に言う事を聞きやすくなりますね。
③が有難いです。どうやら当店までの引き取り費用(手数料)は数千円のようですので、自分で持ち込むより頼んでしまう事が増えそうです。
仮置きのスペースを確保しなければいけないのが負担ですけど。。


元請業者としても、ほかの業者との競争、差別化もあり、我々にも協力してもらう必要があるんでしょう。
我々も、元請さんが仕事を取ってくれなければ食べていけないので、この程度のルールであれば、しっかり守りたいです。

それと、ルールがこれ以上厳しくなったり、煩雑にならないことを願いたいです。
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趣味?

2012年05月20日 | 経営
先日お邪魔した現場での話。

奥様の趣味が写真という事で、家中に写真が展示されていました。
富士山頂からの御来光とか、スキューバーで撮ったウミガメとか。
全て自分で撮ったそうです。
なかなかアグレッシブな方のようです。

作業を始めると「コレ、撮ってもいいですか?」と、私の工具に興味津々。
ノミ、カンナ、そして一番興味を持ったのが『罫引』(ケヒキ)

まぁ面白いのは分かりますけど、撮影の為に配置を整えたりしていたので、作業が進まなかった。。。。。


洋室のドアを交換する際、壁に貼ってあったモノクロ写真の数々が見えました。
奥様:「やっぱり写真はモノクロが面白い」
フィルムで撮って、自分で焼く事もあるそうです。

奥様:「これ見て」「これなんか・・・・」

自慢は結構なんですけど、作業が!
まぁコレも仕事のうちですから、多少は雑談にもお付き合い。

奥様:「旦那の写真はコレ」「コレは娘の写真」
家族も被写体です。旦那さんは、どうやら自転車が趣味みたいです。
娘さんは・・・・・ちょっとぽっちゃり(かなり・・・)

数ある写真を見せられ、作業予定時間を大幅にオーバー。
急がねば!!

どうにか先が見えた頃、大きな額に入った写真を発見。
ぽっちゃりの娘さんのセミヌード。
お腹の段々もクッキリ。ダルダルな・・・・・止めておきましょう。
あまりじっくり見るのも悪い気がします。
でも、愛する娘のヌードが、我々の眼に触れるところにあるのは、旦那さんとしてどうなんでしょう?
本人は?
まぁ余計な詮索は無しです。


ようやく作業が終わり、ちょっとトイレを拝借。
トイレにも写真がありました。
イヌ、ネコ、カラス・・・カラス???

カラスがネコの死体を啄ばんでいる写真です。
なぜこれを撮った? さらに「なぜトイレに?」


リビングで立ち話に付き合っていると、大きな写真が目に入りました。
マグロの解体。
アンコウの解体。
趣味が分かりません(笑)


「これが一番自慢の一枚だから」と見せられた写真。
蝶を食べる蜘蛛。やっぱり分からない。

奥様:「よーく見て」

見ると蜘蛛の巣の先に、雛にエサをあげる小鳥。
奥様:「生命の循環だよ」「この蜘蛛は、きっと小鳥に食べられる」
「このアングルで、両方を鮮明に撮るには、レンズが・・・・」

技術は素晴らしいようですけど、被写体が!?
これも芸術なんでしょうけど、理解はできません。
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