脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

現実を見なければならない

2016年05月29日 | 経営
弊店の仕事の2割近くを占めていたリフォーム屋さんが、ほかの業者へ発注先を切り替えたようです。

もしやとは思っていたのですが、現実みたいです。
2割が0(ゼロ)です。正直キツイです。

畳屋さんも同じように切られてしまって、そこから弊店の事情も知りました。

10年近く取引をしていて、気心が知れていると油断しておりました。
畳屋さんに至っては、そのリフォーム屋さんが創業した時からなので20年以上だそうです。

切り替えた先は、畳、建具、クロスを一括で請け負っている会社だそうです。
和室の改装なんかは、一括で頼めるんですね。
発注する立場からすればラクですよね。
コスト、仕上がりに遜色が無ければ(クレームが出ない範囲であれば)ラクな方が良いですね。

他社も「畳、襖、障子一括で扱う業者」への切り替えはあったと感じています。
ただ、この場合は襖、障子の貼替がメインでしたので、新規造作に関しては残っていました。
なので、売り上げ、仕事量には大きな影響が無かったんです。

今回、建具新規まで一括で請ける業者が出た事、これは危機なのかもしれません。

一括で請ける業者とは価格面では太刀打ちできないと感じていました。
結果、貼替を請ける事を止めたんです。
ただ、建具の新規に関しては、貼替ほど容易に導入されないと思っていました。
油断ですね。

考えてみれば、食い扶持を稼げていない建具屋と提携する方法を取れば、容易に導入できるんですよね。
実際、弊店にも提携話はありました。
当然蹴っ飛ばしましたけど。

さて、2割を埋める算段をしなければなりません。
さらに、現状を維持する方法も必要です。競合に勝たねばなりません。

久々の危機ですが、楽しんで乗り越えようと思います。



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社長

2016年05月29日 | 経営
仮に売上、利益が同じだったと仮定した場合
1.高級外車を乗り回し、派手な生活をしている社長
2.質素倹約に努め、無駄を排除している社長
の、どっちが魅力的でしょうね。

借金だらけで1だったら、会社がつぶれますから社員は去っていきますよね。

私がいた会社では「社長が羨ましがられなければダメ」という考えがありました。
イイ車に乗り、高級なスーツを着て、という事です。
というのが、社員の給料が能力給でしたので、「頑張れば頑張っただけ稼げる」会社でした。
社長からすれば「頑張ればオレみたいな生活が手に入る」というお手本になっていたという事です。

完全固定給で「頑張っても(その逆も)それほど給料に反映されない」会社で1だったらどうでしょう?
「社員から搾取しているなぁ」と思われませんかね?
それでも「出世すれば1みたいになれる」って励みにするんでしょうかね。

2の社長についていけば、大きな失敗はしないで済みそうですから「長く安心して生活」できそうですよね。
でも、城は建てられないかな。大きな野望を持っている人には、魅力を感じないかもしれません。

さて「私の家業を継いでほしい」と考えた場合、1と2、どっちが魅力的でしょう。
ちょっと考えてみます。

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増税延期について考える

2016年05月29日 | 経営
消費税の増税が延期されるようですね。

消費者として単純に考えれば、出費が抑えられるという事、歓迎すべきなのかもしれません。
が、「なぜ上げるのか?」の議論を考えると「必要なおカネの『集金』をモタモタしている」という事になり、最終的なツケは回ってくると予想できます。
先に2%分を2年払っていく事と、2年払わずに放置した場合。
その間、だれかが埋め合わせをしてくれるワケではありませんから、いつかは払う事になります。
それも利息付きで払うような感じです。

大事なのが、「増税を延期したほうが、強行した時よりも経済が好転する」という事です。
増税=消費低迷となる分と、先送りして消費が上向く分、どっちが大きいのかという点です。

今の議論では「経済が低迷しているので増税できない」という事ですよね。
飢饉なのに、徴収するコメを増やされた(重税)とすればシンプルですね。
これでは一揆がおきます。

では、飢饉はどうやったら脱せられるでしょう?
一気に解決できる策はあるのでしょうか?
国外の影響もありますからね。

まぁ私みたいのが大きく語るべきじゃないんでしょうけど、私的には増税先送りはガッカリです。

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2世帯住宅のカギ ③

2016年05月24日 | 経営
教わった暗証番号で開かなかった姑さん。
驚きの行動に出ます。

それは「建具屋(私)に連絡する」という事。
「故障したようだ」と連絡をもらいましたが、すぐに舅さん経由で息子さんに確認し、故障では無い事を確認。
かなりキツク怒られたそうです。。


やはり2世帯というのは、難しい住環境であると感じます。

今回は、舅さんが子世帯に非常に理解がある方でしたので、カギについても問題無く取り付けできましたが、理解が無いお客様も多いです。
というか、理解が無いお客様のほうが多数のような気がします。

カギの要望は子世帯からあり、おカネも子世帯が出すのですが、工事当日、親世帯からクレームを出されて作業できなかったこともあります。
「家族なのに」と、家族であることを強調するのですが、家族だからと言ってプライベートに口出しする理由は無いですよね。

子育て(孫育て)もうまくいかないと思います。

やはり、お互い独立した環境が一番ですよ。


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2世帯住宅のカギ ②

2016年05月24日 | 経営
先日、暗証番号のカギを取り付けたお客様宅の話。

カギは、階段の上がり口にドアを設置し、そこに取り付けをしました。
「階段にもう一つ玄関がある」というイメージです。

なぜ取り付けたのか?

ドラマみたいな話ですが、奥様の貴重品(ネックレスなど)が無くなる事が頻発したそうです。
そこで「ワナ」を仕掛けたそうです。
(詳しい内容は隠しておきます)

犯人は姑さん。
「借りただけ」という認識だそうですが、勝手に借りるというのはいけませんよね。
他人に譲ってしまったものもあるようです。やはり泥棒ですね。

そこで舅さんに相談して、カギをつけたそうです。

が、最初は普通のシリンダーキーだったので、合鍵で入られてしまったようです。
これも「ワナ」で分かったそうです。
幸い、貴重品は厳重に管理していたので被害は無かったようです。

そこで暗証番号に変更。
当然、番号は「教えました」が、すぐに変更したので開きません。

続きます。
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