脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

未集金 その後のその後

2014年12月31日 | 経営
未集金の件の続編です。

結論から言うと、半分弱入金されました。
最終通告が功を奏しました。

これは、後輩司法書士S君の力。
やはり法律家は強い。
今回は正式な相談では無く、先輩、後輩の話でOKという事で、相談料金は¥0-(缶ビール1箱で)

あれほど集金に苦労した(というほど労力は使っていないけど)のに、法律家のアドバイスで、とりあえず半分。残金は年明けに払う約束。
まぁ残金が入るまで油断はできませんけどね。

S君のアドバイスは
●脅迫はNG。逃げるだけ・・・例えば“ヤ○ザ”とか“訴訟”という言葉を出しても、あまり効果的では無い。逆効果の場合も多い。
●泣き落としも、あまり効果は期待できない・・・「ウチも潰れてしまうから」なんていうのも、そんなに効果が出ない(そういうのが通用するなら滞納なんてしない)

廃業しているわけでも夜逃げしているわけでも無いのであれば『自転車操業状態』だというだけ。
自転車操業であれば、入金があれば払える⇒払う優先順位を決めているという事。

これを踏まえたうえで『支払う優先順位を上げてもらう』交渉。

具体的な方法は簡単。FAXの文章を変える。これだけでした。
従来:「事務処理上困っています。早く払ってちょうだい」
変更後:「忙しくて振り込めないんでしょ。取りに行くから都合を教えて」

たったこれだけです(細かい内容はもう少しありますけどね)


相手が自転車操業状態というのが条件。
夜逃げとか電話連絡がつかない相手には通用しないですね。

ただ、請求額約8万⇒入金額4万です。
やはり経営厳しいんですよね。
同情するつもりは無いんですけど、一生懸命事業をして、たった8万円が払えない(きっと私以外への支払いも遅れているから、金額はもっとあるだろうけど)という現状。
家族は知っているのだろうか、、子供は満足な生活を送れているのだろうか?

同じ事業者として、ちょっと考えてしまいます。







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儲ける!

2014年12月29日 | 経営
職人同士の会話で「儲かっているよ」というと総スカンをくらいそうです。
日本の奥ゆかしさ、遠慮の文化でしょうかね。
私も「儲かっている」なんて言った事、ありません。
いつも「どこも厳しいんじゃないですかねぇ」と、当たり障りなく答えています。

ただ、ブログは本音で(笑)

2015年は、トコトン“儲け”にこだわります。
儲からない仕事は請けません。内容も考えていきます。

と言っても、いきなりの方向転換にはリスクが伴います。
大衆食堂が、店の構えもクルーもそのままで、高級料亭になれるか? という事になります。難しいですよね。
だからといって、店を改装、スタッフ一新なんて、お金のかかる事はできません。
大衆食堂が大衆食堂のまま儲ける。これが理想です。


ラーメン屋さんで、当初「ご飯おかわり自由」だったのが「〇時~○時まで」と制限がついて、さらに「◇□注文のお客様には」と、どんどん制約が増えてくるのをみると「経営が厳しくなったのかな」と考えてしまいます。
が、「制限を付けても客離れしないのか?」という疑問もあります。

もし客離れしないのであれば問題無し。離れても許容範囲ならOK。
見るべきポイントは、この「客離れ」です。

今、当店は大衆食堂に近い形だと思います。
そこから「貼替を止める」「個人請けを止める」と、少しずつ制約をつけてきました。食堂であれば「蕎麦メニューを止める」みたいな感じです。

もう少し制約をつけながら、ちょっと高価な「プレミアムメニュー」みたいのを考えています。
高価なメニューと引き換えに無くなっていくメニューがあり、それを目当てにしているお客様は去っていくでしょう。

リスクはあります。が、やり遂げます。
10年先の自分を考えての判断です。

・・・・潰れていたらゴメンナサイ(笑)




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クレーマーの事

2014年12月29日 | 経営
何度か登場しているクレーマーの事。
元請のリフォーム屋さんが「全額は厳しいかもしれないけど、可能な限り支払いますよ」と、お金の問題は一段落。

足りないかもしれませんが、気持ちの部分で大きいですよね。

クレームに関しては、長く事業を続けていれば避けて通れない道ですね。
なるべく危機管理は行っているつもりですが、まぁ仕方ない部分もあります。
落ち込んでばかりはいられません。

今回はレア中のレアケースですので、対策を練る事は難しいですが、クレームが「客がおかしい」と思ってもらえるように、常日頃の顧客満足を高めていく事の重要性を感じました。

もし、日ごろに問題があれば、今回のクレームも「建具屋が悪いんだろ」と思われたと思います。
全く非が無いとは言いませんけどね。
でも「味噌ラーメンが味噌味なのが気に入らない」ですからね。

・・・・・・・・・・・・・遠回しすぎて、イライラしますね(笑)

特定されない程度、建具で例えると
「障子に障子紙が貼ってあるのが気に入らない」
「貼ってくれと頼んでいない」
こんな感じです。

確かに「貼ってくれ」とは言われていませんが、、、、


難しい話です。対策、練れますか
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未集金 その後

2014年12月29日 | 経営

未集金の件
泣き寝入りをするつもりは毛頭ないです。
夜逃げ、破産、勝手にどうぞ。

後輩の司法書士に相談して、払ってもらう方法を教わりましたが、「無いものは無い」となってしまえば、法的に「払え」と決まったところでもらえません。

ただ、相手先は、どうやら過去にも同じことをやっていて、何食わぬ顔で商売を続けていたようです。
という事は、踏み倒したのか、時間がかかってもしっかり払ったのか。。

相手先の事業地に、同族経営の工務店(弟? 義弟?)がありますので、最終的には親戚廻りもやってみます。
なんかみんな近所らしい。。じゃぁ逃げられないだろう。

後輩の話では「直撃したところで、体力と時間のムダ。土下座で終わりでしょう」という事。
じわじわ追い込んだほうが効果的という判断(身内が近所だから)

今日、最終通告を送りましたので、払ってくれれば無罪放免。
払わなければ、トコトン追い詰めます。

大した金額じゃないんですよ、ホント。
でも、大した金額じゃない×何件もある=大金。
もらえるうちにもらわないと、バカをみますよね。

話に進展があったら報告します。


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新商品の提案

2014年12月23日 | 経営
来年より、新商品を扱う予定です。
もちろん建具です。

開業直後は儲けだけを考えて浄水器を売った事もあります(自宅にも付けている、商品としては全く問題の無いもの)が、一時的な売り上げにしかならず、長い目で見ると、在庫管理やカードリッジ交換の手間など、収益に見合わない状況になっていきました。
(約1年続けて、販売権&顧客を馴染のリフォーム屋に譲渡しました)

やはり建具屋は建具を売ってナンボです。


ここで改めて・・・
私は非常識な建具屋です。だから昔からの慣習や常識は無視できます。

来年より販売しようと考えている商品は、建具屋の常識からすると“オモチャ”だと思います。
でも、オモチャって面白いでしょ?
商売のヒントはココにあると思うんですよ。


付加価値的な販売ですから、手間は変わりません。
ただ、売る手法に、今まで以上の工夫が必要になると考えています。
冬休み中、手法を磨いていくつもりです。






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