脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

密度を下げ、濃度を上げる

2011年02月25日 | 経営
ちょっと分りにくい言葉だと思いますので解説します。

【密度を下げる】
スケジュールの密度(混み具合)を下げ、もっと余裕のある活動を目指していきます。
このままではパンクしてしまいますので。。。。

【濃度を上げる】
仕事の濃度(利益)を上げていきたいです。
全く同じ作業時間でも、単価のイイ仕事をすれば利益が上がります。
単価のイイ仕事を増やす努力をしていきます。


今月も残り僅かなのですが、すでに3月の予定の8割が埋まり、4月も3割チョット埋まっています。
正直、この忙しさが続いたら、やり続けていく自信はありません。
ですので、少し断ろうと思っています。

ただ、売上を下げたくないのもホンネです。
「割の合わない仕事を断る」という事が簡単にできれば悩まないのですが、割のイイ、悪いが混在するから、経営判断が必要なワケです。
悪い仕事を断るのではなく、どうやったら良い方向に行けるか?何か方法は無いのか?チョット考えて行きたいと思います。

ただ、常に利益の低い相手先は断ります。
親方からの付き合いなので断りにくかった工務店さん(2社)、今月で取引を止めます。
段取りが悪いので、1度で済む仕事を2回も3回も行かなければならない、工程表も無い、指示書も無い、もう限界です。

昨日、ハッキリ伝えました。
これで少しは密度が下がります。
あとは濃度です。
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相見積

2011年02月22日 | 経営
最近では、お客様が相見積をとることは珍しくないですよね。
まぁ少しでも安くという気持ちは分らなくもないです。

そうすると、その相見積に勝つために営業マンは我々の原価を少しでも下げる『努力』をするようになるんですね。これも肯定せねばなりません。

ただ、この相見積にも問題があって、全く同じ商品であれば安いほうがイイと思うのですが、安い見積の商品と高い見積の商品が、必ずしも同じとは限らないんですよね。


先日、とある工務店からの見積依頼があったので、当店として標準仕様の見積を出したら「ヨソのほうが〇〇円安い」と言われたんですね。
その金額は歩み寄れるレベルでは無かったので「そちらに頼んでください」と返答をしました。

その後、何の連絡も無かったので「ヨソに頼んだんだなぁ」と思っていたら、先日「現場調整を頼めないか?」と連絡があり、聞いてみると、どうやら先日見積をした現場のようでした。

「施工した建具屋さんに頼めばイイでしょ?」と言ったら「イヤ、都合がつかなくて」とか「お客さんと相性が悪くて」とか、どうも歯切れが悪い。。。。
親方の代からのお付き合いなので、仕方なく請ける事にしました。


訪問すると・・・・なるほど、こりゃ安上がりだ。。。。


まず金物。お客様がOKしたのかもしれませんけど、全て丸ノブ。
トイレにはカギすら無い。。。。
引戸には戸車はおろかスベリ材すら貼って無い。

調整は主に引戸。
動きが重いとの事。そりゃそうだ。

まさか戸車が入っていないと思わなかったので持ち合わせが無く、再度出直すことに。

今日、全て完了して、お客様に確認をもらったら
お客様:「こないだの人は『動きが悪いんだけど』と言っても『こんなモノだ』と言って直してくれなかった」との事。

動きが悪いと言っても全く動かないワケではないし、「こんなモノだ」というのも理解できる範囲の動きではあるのですが、お客様が納得していないんですからマズいワケですよね。

その後、工務店の営業さんに確認。

私の請求は、元の建具屋さんの請求から相殺するとの事。
これもどうかと思うんですけどね。
雑な仕事と言われるかもしれないですけど、常識ハズレってほどでは無かったです。
「とにかく安く」という要望に最大の努力をした結果だと思います。


頼むほうも悪いんですよ(と言いたいんですけど、言えません)

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売上を増やす ③

2011年02月20日 | 経営
「今の売上に不満なのか?」

常に自分自身に語りかけて「満足だよな?」という自分、「もっとやれるよな?」という自分、どちらも同居している自分がいます。

食べる事に苦しんでいるわけでも、多額の借金があるワケでもありませんから、今の売上を維持できていれば、きっと人並みの生活は送れるでしょう。

でも、この「維持する」という事が、いかに難しい事なのかを、ここ数ヶ月考えるようになりました。

大きな理由に「腰痛の悪化」があります。

今までは作業台にむかい、一日中襖を貼っていても、翌日には復活していたのですが、ここ数ヶ月は、翌日には起き上がるのも苦痛になっています。
なので、物量をセーブしています。これは単純に売上減となっています。

この腰痛が劇的に回復するか?
この可能性は薄いです。手術しても再発するらしいです。

だから、維持するのではなく「増やし続けていく」ように考え、工夫し、少しでも効率よく、負担無く活動していければと思っています。
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売上を増やす ②

2011年02月20日 | 経営
この類の話をすると「この厳しいご時世に・・・」と最初から諦めてしまう人のほうが圧倒的に多いです。
中には謙遜している人もいると思いますが、ほとんどが『本当に諦めている』ようです。

私は、こういった考えが大嫌いです。
厳しいと言えば誰かが解決してくれるのか?
誰かのせいで厳しいから、自分では解決できないのか?

世の中全てを変える必要なんて無いですよね。個人レベルであれば。


「どうやったら売上を増やせるか?」


こういった相談を、周りにした事はありません。
残念ながら、私の周辺には「厳しい世の中だから・・・」という人ばかりです。

だから、私は売上を増やせているのだと思います。
周りが何もしないんですから、ちょっと工夫するだけで、全て自分に還元されているんですね。

それほど大きな行動、ビックリするようなアイデアでもないんですけどね。
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売上を増やす

2011年02月20日 | 経営
今年もすでに2ヶ月が過ぎようとしています。
売上は、まぁまぁ・・・こんなモノでしょう。
やはり私一人で頑張っていくとすれば、このくらいが妥当であり、限界であるように感じます。

もっと増やそうと思っても、休みを返上したり残業を増やしたりと、時間を増やして売上を増やすのは、もう限界であると考えています。

もう若くない・・・・サッカー選手ならとっくに引退。プロ野球でも下り坂を感じる年齢ですから(最近は選手寿命も延びたようですが)ここから先は、時間を維持、または短縮して、売上を維持、または向上していく事を考えねばなりません。

人を雇うか??? これも考えなくもないですが、最近の請負の内容を考えると、私以外に頼むリスクのほうを考えてしまいます。
リフォーム中心なので、技術はもちろんですが、細かい気配りや対応が求められるので、そのような能力を持った人が、野に埋もれているとは思えません。

そうすると若手を育てるか? イヤ、現実的には難しいです。
育てながら現場をこなすと言うのは、私のキャパシティを超えてしまうでしょう。


では、何か手は無いのか。。。。


無いならこんな記事は書かないんですけどね(続く)


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