アンガーコントロール 5

その日の夕暮れ時、Uさんが謝罪に来たそうです。
（私、留守でした）
また出直してくるとなり、夜、改めて来ました。

来たのはUさん（祖父）だけです。
Uさんに「ご両親は？」と聞いたのですが「今日は来れない」と。
仕事で遅いのかな、と思いましたが、「親と話をしたい」と伝え、Uさんを帰らせました。

数日後、母親とUさん（母親から見た義父）が来て詳しい話をしたのですが、ガキの他害には手を焼いていて、母親も困っていると。
Uさんも「孫だから甘やかしすぎたかも」と猛省していましたが、私、育て方の問題だけなのか？　という疑問もあったので「医療機関とか専門家（児童相談所）にも頼ったらどうか？」と伝えました。

すると、母親が「うちの子を障碍者にしたいのか！」と、ボロボロ泣きながら反論してきたのです。

ブサイクな顔だなぁ。
素直な感情です。それ以外、何も考えられませんでした。
なんか、全部面倒になったなぁ。

Uさんは平謝りでしたが、母親は私を睨むように見ながら、一応謝罪はしていました。
Uさんからは、自転車の修理費用とか、迷惑料とか、支払う意思があるという事でしたが、母親はどうなんだろう。
とりあえず、迷惑料は要らないし、自転車は、店で確認してからという話で終わらせました。
（請求するつもりは無いですけど）

なんか、怒った私がバカだったのかなぁ。
関わらなければ良かった、どこか「ちょっと注意すれば謝る、素直な子供」という幻想があったのかもしれません。
こんな大ごと、いや「面倒な話」にしたのは、私だったのかなぁ。

後日談がありますが、これは改めて。

アンガーコントロール 4

ガキを抑える力を緩めても、ガキは暴れませんでした。
Uさんが手を差し出すと、素直に手を握りかえしたのです。
Uさんはガキを抱き起し「今回は、勘弁してもらえないか（通報しないでくれ）」と。

あとで詳しい話をする事にして、その場は終わらせました。

ギャラリーを冷静になって見回すと、私を冷たい目で見ている人もいましたね。
「こども相手に、あそこまでやらなくても」という感じでしょう。
その目で、また私の怒りが増してしまい、その人に近づいていきました。
一言いわないと納まらない！

あと数歩というところで、その人（達）は反転、散り散りになっていきました。
逃げた、という事は、自身の行動に責任を持てない、小さなヤツなんでしょうね。
怒りは冷めなかったですけど「あんなヤツに構っても意味ないな」と思い直しました。

ご近所の方に詳しい話をしていたら、「庭木を折られた」とか、「干してある傘を投げ捨てられた」という被害がチラホラ聞こえてきました。
全てガキの犯行かどうかは分かりませんけど、目撃者がいる話もありました。

続きます。

アンガーコントロール 3

私がガキの腕を離した瞬間、ガキは猛ダッシュで逃げたのです。
すぐ、近所の方に捕獲されましたが、今度は、その人を蹴ったのです。
初老の女性ですよ。信じられない。
Uさんは「止めろ！」と怒りますが、瞬時に動く事はできず。

また、私が捕まえ直しました。
今度はヘッドロックに近い姿勢で捕まえましたが、何度も後ろ蹴りをするので、押し倒す格好で地面に這いつくばせました。

その間、ガキは言葉を発していないのです。
目からは涙がボロボロ流れていますが、声は発していない。
何かの障害？

ようやく、Uさんに詳しい事情を話し始めたのですが、話が進んで来たら、ガキが「ギャー」と話の邪魔をし出したのです。
私、失礼とは思いましたが「何か障害があるのですか？」と聞くと、Uさんは「特に無いハズだ」と。

で、この事態をどう納めよう。
ガキが謝れば終わる話なんですけど、ここまで暴れられると、無罪放免とはいかないですよ。
Uさんには「悪いですが、児童相談所に保護してもらいましょう」と伝えました。
（具体的な方法はわかりません。通報すればいいのかな、電話番号は知らないけど）
Uさんも承諾したのですが、さて、どうやって通報しようかな。
私は手が塞がっているので、近所の方に「スマホで〇〇市児童相談で調べてくれ」とお願いしたあたりで、ガキが泣き出したのです。
声を出して、シクシクと。
子供らしい泣き方で。

続きます。

アンガーコントロール 2

Uさん（祖父）が到着するまで数分だったと思いますが、ずいぶん長く感じました。
近所の方から「こんな事する子じゃ無いのに」という声が聞こえてきて、なんだか、私が悪いと言われているようで、それも怒りに拍車を掛けました。
どんどんギャラリーが増えてきて「こりゃ、警察を呼ばれるかな」なんて考えました。

まだ謝らないガキ。根性あるなぁ（笑）
遠くにUさんの姿が見えたようで、近所の方が「やっと来た」とザワつき出した時、またガキが私を蹴ったのです。
当たりどころが悪かったようで、けっこう痛い。
頭より体が先に動き、その足を掴み「足、折っちまうぞ！」と脅しましたが、私を睨むだけで怯む様子が無い。

・・・・知的障碍？　ちょっと頭をよぎったのですが、そんなのカンケーねぇ。

ようやくUさんが到着。
ここまでに事情を聞いてきたようで、土下座でもする勢いで謝罪されました。
Uさんにガキを渡そうとしたら

続きます。

アンガーコントロール

先日、ウチの自転車を蹴っていたガキ（小学2～3年生）がいたので、捕獲し、説教をしたのですが・・・・

ガキ、全く謝らない。
それどころか、捕まえた手を殴る、私の足を蹴る。

頭に来て、腕を捻り上げ、宙づりの恰好にしました。
（脱臼リスクがあるんですが、そんなのカンケーねぇ）
腕の痛みで大人しくなると思いましたが、足をバタつかせて私を蹴ろうとするだけで、全く謝らない。いや、言葉すら発さない。

私、怒鳴り散らしました！
すると、騒ぎを聞きつけて、ご近所が集まってきたのですが、その中の一人が「Uさんの孫だ」と。
そこで事情を話し、Uさんを連れて来てもらう事にしたのですが・・・・

その間も、ガキは暴れ狂う。
私の手もついつい力を強めてしまい、相当痛かったと思いますが、泣く事すら無い。
ずっと「謝りなさい」と言うが、ガキはソッポを向いて無視。

コ・ロ・シ・タ・イ

これ、大袈裟な表現では無く、本当に首を絞めてコロシたくなったのです。
顔面に膝蹴りを入れたらスッキリするかな、そんな感情も出てきました。

周囲に近所の人がいたので「人目を気にして」自制しましたが、もし、誰もいなかったらと思うとゾッとしました。

続きます。