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山登りと旅行の雑記帳です。

パタゴニア旅行記(3日目:ペリト・モレノ氷河)

2013年12月29日 | パタゴニア旅行
朝起きると体調がすこぶる悪い。
鼻水と咳とのどの痛み、そして悪寒に体のだるさ。完全に風邪の症状。
歩くとふらふらするのでたぶん熱もあるのかな。
なんてこった、まさに最悪。
そしてこんな時に限って風邪薬を持ってきていないという大失態。
昨日フリースだけで街を歩いたのが悪かったのだ。
後悔してももう遅い。

今日はペリト・モレノ氷河の見学と氷河のトレッキングツアーを予定しているので何とか行かなければならない。
食欲がないのでコーヒーに大量のミルクと砂糖を入れて3杯飲む。
今日は幸いホテルに泊まれるので何とかなるでしょう。

ちなみに、今回のツアーはChaltenTravel社のHPから予約した。
ここはエル・カラファテ-エル・チャルテン間やその他の路線のバスも運行している。
メールで問い合わせていくつか必要な情報をやり取りをすれば予約できます。
メールのレスポンスも早くて、非常に好感の持てる会社だった。

ホテルを9時出発。
途中で大型バスに合流しペリト・モレノ氷河を目指す。
同ツアーには日本人も何人か乗っていた。
神戸から来たというカップルと仲良くなりいろいろ情報交換。
ちなみに、風邪薬持ってないか聞いたら、ホテルにはあるけどここには持ってきていないとのこと、残念。

エル・カラファテから1時間ほどでペリト・モレノ氷河到着。
地球温暖化の影響でパタゴニアの多くの氷河が焼失している中、このペリト・モレノ氷河はその影響が少ないそうな。

ガイドの説明を聞いた後自由時間。


氷河の対岸は見学路が整備されている。


その周辺にはカラファテの実が至る所に咲いている。


そしていよいよ氷河とのファースとコンタクト。


おぉ、でかい、そして青い。

時々地鳴りのような音とともに氷河が崩れ落ちる。
目の前で氷河が崩れ落ちる様子は自然に対する畏怖の念を感じる。


氷河が圧倒的なスケールで目の前に迫ってくる。
一応記念写真。


さ、さぶい。。。

しばし氷河を見続け、ロッジへと戻る。


ロッジは暖房もついてて温かい飲み物も売ってて天国。

我々は早めに着いたので割と空いていたが、正午を過ぎると次から次へとツアーバスが到着し、激混みに。
早めに着いてよかった。

この後はバスで港に移動。
ここからこの船で氷河トレッキングの出発地点に向かう。


船から見る氷河もこれまたすごいスケール。


さっきは上から見ていた氷河を今度は下から見上げる。


最大で100mとも言われる氷河はまさに圧巻。

20分ほどで船着き場に到着。
ここからは氷河まで歩く。
遠くに見える小屋みたいなところが氷河の取り付き地点。


氷河の手前でアイゼンを装着。
配布されるアイゼンは初めてみる代物。


こんなアイゼンあるのか、初めて見た。
何とどんな靴にも装着できる万能アイゼン。
でも、履いてみると安定感が全然なくて、これじゃとてもじゃないけどアイスクライミングはできないな。。

全員準備完了し、氷河に向かって出発。


どこまでも続く氷河の景色は素晴らしい。遠くには別のトレッキングツアーも見える。


間近に見る氷河は青くて幻想的な世界。




途中氷河から流れ出ている天然水を飲みながら歩く。
まろやかでかなりうまい。

こんなところも。


そして、最後は氷河ロックによるウィスキーのサービス。


悠久の氷河とウィスキーの組み合わせは格別。


う~ん、最高の幸せ。

この後はアイゼンを外して船着き場まで戻る。

途中ビューポイントがあり写真を撮る。
やったぞー!




この写真を見ると、氷河の大きさが良くわかる。

船で港に戻りバスでエル・カラファテに戻りました。

そしてホテルに戻ると。。。
もちろん症状が良くなるわけもなく、むしろ悪化。
まだ6時にも関わらず、ベッドに入り寝る。
持ってきたフリース、ダウン、雨具、そしてシュラフをかぶり、さらに布団と毛布を被っているのに、激しい寒気に襲われる。
とにかく寝る以外に何もできないので、明日にはこの悪寒だけでもなくなるように願いながら就寝。
おやすみなさい。。


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