ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



日本福音ルーテル市川教会
千葉県市川市市川4-1
2003(平成15)年11月19日

市川教会は京成線国府台(こうのだい)駅から歩いて5分ほどのところで、真間川に沿った道路に面している。周辺は割と大きい家が並んでいる高級住宅街だ。
建物はウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880~1964)の設計で1955(昭和30)年に建てられた。2008(平成20)年に国登録有形文化財に指定された。
国指定文化財等データベース>日本福音ルーテル市川教会会堂』には、「梁間7.3m桁行17mの木造教会堂で、南北棟の切妻造瓦型鉄板葺屋根をもつ単廊式の礼拝堂と、その東面南寄りに建つ4階建の鐘楼からなる。平滑な白色の外壁に、正面や鐘楼上部に丸窓、身廊側面に半円アーチ窓を開ける。ヴォーリズ晩年の作品のひとつ」と解説されている。
2011(平成23)年10月から1年間かけて、耐震補強を含めた修理が行われた。東日本大震災による被害がきっかけのようだが、基礎の水による劣化、塔屋の痛みなどを修理したらしい。『美珍麗・探訪>日本福音ルーテル市川教会』で修理の内容のだいたいのことが分る。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
これは見に行った (道草亭ペンペン草)
2021-09-05 21:39:39
この教会は何年前だったろうか、自転車で市川に訪れた時に見に行きました。瀟洒で良い建物ですね!
ほぼ同じ状況で残っていますね!耐震処理を色々されていたのは知りませんでした。ありがとうございます。そういえば信者の方が中もご覧になりますか?と言われ、中も見学したっけ・・・
 
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