ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




珈琲ロイ。中央区八丁堀2-19。1987(昭和62)年10月25日

写真右の交差点は秋山三五郎商店のある四つ角。右奥へ行くと新大橋通りに出る。戦前に建った看板建築にも見えるが戦後のものである。
左から河合タバコ店、珈琲ロイ、花鳥堂パン店。交差点に向いているビルはベル(喫茶店)、その向かいはパンダ・イン(中華パブ)。
昭和27年頃の火保図では、それぞれ「松岡タバコ、花鳥堂パン、斉藤鉄工所、福利軒」。



鈴らん通り。中央区八丁堀2-17・18。1996(昭和61)年6月15日

左上に蔦に覆われた秋山三五郎商店が見える。その右から右下へ、ベル(喫茶)、菱田洋品店(路地)麻雀淳、ヤマグチ文具店(路地)マツモト靴店、双葉洋品店、石橋印刷(路地)鶴田電気店。
昭和27年頃の火保図では、それぞれ「斉藤鉄工所、菱田洋品店(路地)関口洋品店、フランス化粧品・洋裁店(路地)松本靴店、双葉屋洋品、石橋菓子店(路地)鶴田デンキ店」。建物はベルのビル以外は昭和27年当時のままだろう。商売もあまり変わっていない印象だ。
現在では(ストリートビューでは)、ベル、菱田洋品店、麻雀淳の建物がそのままでしかも商売も続いているようだ。ヤマグチ文具店はビルになった。そこから鶴田電気店まで建物がなくて駐車場になってしまっている。今頃はビルが建ったかもしれない。

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コメント
 
 
 
ここも懐かしい (都電通り)
2011-05-10 12:48:16
 鈴らん通りのオモチャ屋が有って..そこが結構マニアックで、国内外のミニカーを、ところ狭しと販売していて、良く父親に買ってもらった記憶がありますョ~。また、この界隈は、鳥の競市が昔あった関係で、焼鳥屋さんの発祥地とも言われておりましたね~
 
 
 
>都電通り様 (流一)
2011-05-11 13:39:51
そんなマニアックな店が八丁堀にあったとは以外です。昭和末では、麻雀淳の向かいが「コジマ」で、その家が昭和30年頃では「小島玩具店」なのですが、もしかしてその店でしょうか?
 
 
 
珈琲ロイ! (とみぃ)
2018-10-04 18:35:35
学生時代(昭和59年)珈琲ロイさんでアルバイトしていました。本当に懐かしい…。貴重なお写真ありがとうございました(^.^)
 
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