ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




千代田区立富士見小学校。千代田区富士見1-10。2004(平成16)年1月3日

1877(明治10)年創立で、創立100周年がもうだいぶ昔の昭和52年だったという歴史のある小学校だ。富士見小のホームページの沿革では、現在の小学校の開設を1993(平成5)年としていて「学校設置条例の改正に伴い、東京都千代田区立千代田富士見小学校となる」時からと決めている。なにを意味しているのか分からない。
写真は早稲田通りから見えていた旧校舎の外観。戦後すぐは木造の仮校舎のような建物で始まったようで、写真の校舎は昭和30年代に建ったものかと思う。現在は2010(平成22)から、建て替わった「富士見みらい館」という複合施設の中に入っている。



鹿楼。富士見1-9。2004(平成16)年1月3日

日本歯科大学の早稲田通り沿いの北東角のところ。今は右奥で建設中のビルが前まで伸びているが、写真ではまだ古い建物が2棟残っている。右の看板建築は1階が飲食店風の造りで出入り口がないので、隣の鹿楼が使っているのではないかと思う。鹿楼は看板からエスニック料理の店だろう。鹿楼の左の薄いビルは武井ビル。
写真右の空き地は田中歯科器械店と仁木電気商会が取り壊された跡だ。田中歯科器械店は日本歯科大とも取引があり、業績も順調のようで、今は旧店舗の向かいの星和ビルを取得して田中ビルとしている。そのホームページの「会社概要」に看板建築の旧店舗の写真が載っていて、沿革に「昭和4年 現在の日本歯科大学脇の角地へ移転」とある。

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