ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



喫茶みき。足立区千住大川町2
2012(平成24年)7月24日

日光街道の千住5丁目交差点から西へ「いろは通り」が入っている。大正通りとの交差点までは「いろは通り商店街」その先は「ニコニコ商店街」という商店街である。日光街道に都電が走っていた頃は、とても賑わっていたという。現在は、店をたたんでしまった家が目につくし、店舗を住宅に建て替えている家も多い。
左写真はいろは通りに入ったすぐのところで、奥のマンションは「日神パレステージ北千住」(2006年3月築、13階建て、39戸)で、日光街道に面している。「喫茶みき」と「焼肉ソウルハウス」は1989年の住宅地図では「アモール菓子店」と「酒処ひさご」。

下の写真は国道の入り口から100mほど入ったところ。1990年の撮影で、まだ古い建物が並んでいる。もっと細かく撮っておけばよかったが、この頃のいろは通りの写真はこの1枚しかない。写真右端が「藤井商店(文具)」、以下、「吉田観光」「理容いろは」一軒おいて「中松屋(履物)」。ここまでは、現在では駐車場になったり、住宅に建て替わったりしている。


吉田観光。千住大川町2。1990(平成2)年4月30日


三軒長屋。千住大川町5
1990(平成2)年4月30日

日光街道の千住5丁目交差点から少し北へいった次の横丁との角にあった三軒長屋の店舗。
このすこし手前に都電の終点「千住四丁目」停留所があった。新国道4号と千住大橋が完成するとすぐ、市電も千住大橋を渡って延長され、1928(昭和3)年7月16日から営業を開始した。水天宮-北千住(電車の行先表示)の21系統の都電は、1968(昭和43)年2月24日に、千住四-三輪橋が廃止され、1969(昭和44)年10月25日に全線が廃止された。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 石川酒店、他... 二葉屋、他/... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。