松本屋化粧品店。台東区根岸3-1。1989(平成1)年3月26日
『東京の町を読む』(陣内秀信・板倉文雄・他著、相模選書、昭和56年)によると、松本屋の蔵は明治20年頃に建てられたもので、明治31年の坂本の大火でも焼け残った。元は店の敷地の奥にあったのが、明治40年頃に金杉通りが拡幅され、前に出てきてしまった、とある。
『下町残照』(村岡秀夫著、朝日新聞社、1988年)には、松本屋のご主人の談として、「蔵は明治元年のもの」となっている。
松本屋のショーウインドウ。1991(平成3)年9月23日
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