ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





右上:国嶋ブリキ店。文京区根津2-14
1989(平成1)年2月26日
左上:長屋。根津2-14。 2007(平成19)年10月18日
左下:いなり寿司三花。根津2-13。 2007(平成19)年12月1日

「ブリキヤ國嶋」の看板の家は、茨城県職員東京宿泊所(現・クラシックガーデン文京根津)から言問通りの方へいったすぐ並びにあった。現在では家は取り壊されて駐車場になっている。その左右の家は現存している。1階の軒を看板建築風に銅板だかブリキで覆って赤く塗り、黄色い店名の文字を張り付けているのが目立つ。広告としてやっているのだろうが、それで客が増えるという業種でもないと思うが。2階のベランダの手すりも少し変わっている。手造りだろうか。
都市徘徊blog>ブリキヤ國嶋』の写真は建物の2階部分を正面からとらえている。看板の書体がよく分かり、ベランダの手すりはつぶれている部分がある。ブリキを丸めて造ったものかもしれない。
東京ダウンタウンストリート1980's>谷中、根津、池ノ端1982~その二』は1982年2月撮影の写真で、1階のガラス戸がまだ木の枠の引き戸である。

右上写真の路地は国嶋の区境の道とはん亭の通りとの間に、並行している道。この路地やさらに裏手には今でも古い長屋や民家が何棟か見られる。道が狭いのでいい写真を取るのは難しい。
左下写真ははん亭の斜め向かいにある屋敷の裏にある3階建ての家。モルタル塗の木造アパートにも見えるが2階は住居のようにはみえない。1階の店舗は三花(みはな)といういなり寿司の店。日除けテントに「関東風」とある。普通の稲荷寿司は関西風なのだろう。

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