ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




水産物部第6卸売場。中央区築地5-2。2006(平成18)年3月23日

隅田川の桟橋に沿って細長く建てられた水産物部卸売場。1935年に築地市場が開場したときには「魚類第二卸売人売場」だったところで、その平屋の建物を3階建て(3階は増築?)に建て替えたものだろう。『築地市場』(福地享子+築地魚市場銀鱗会、2018年、2700円+税)の「1970年代の桟橋風景」の写真ではまだ建っていないようなので1970年代の建設かもしれない。
築地市場のメインイベントであるマグロのセリが行われたのが1階の第6卸売場である。2・3階は事務所で、主に水産部卸売業者が入っていたようだ。



水産物部第6卸売場。2018(平成30)年2月17日



水産物部新館。2018(平成30)年2月17日

第6卸売場の先端に続いて建っていた建物。1階は「第6卸売場」である。2階の「大都魚類」は水産部卸売業者7社のうちの1社。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )