ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





仮設卸売場A1棟。中央区築地5-2
2017(平成29)年7月15日

豊洲へ移転前の築地市場には、大きくカーブを描く水産卸売場の外側に「仮設卸売場」が建てられていた。A-1、A-2、B-1、B-2の各棟で、1995年頃の建設である。主要部分は鉄骨の2階建てで、1階は柱と屋根だけの売場、2階も事務所の空間を仕切っただけのものだったと思われる。仮設卸売場A1棟は主に加工品が、A2棟では主に冷凍物が売られていたようだ。1枚目写真にある「千代田水産」のHP(丸千千代田水産の歴史)に「1995(平成7)年|本社を仮設事務所(A1棟)に移転」とあり、A1棟の建築年が判った。



仮設卸売場B棟。中央区築地5-2。2017(平成29)年7月15日

左写真はB2棟で「活魚卸売場」の看板がある。2階はA2棟と渡り廊下でつながっている。写真左のビルの先がB1棟。
右写真はA2棟(左)とB2棟(右)の間から水産卸売場のほうを見たもの。



仮設卸売場配置図(Googleマップ航空写真に加筆)

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