ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




荒井履物店の四軒長屋。文京区西片2-24。1986(昭和61)年5月

言問通り(の延長)にあった看板建築にした長屋。右へいくとすぐ本郷通りとの本郷弥生交差点である。長屋の平面は右側が鋭角の細長い三角形で、荒井履物店は奥行きがない。長屋の裏手には今でも戦前築の六軒長屋が2棟向き合って残っているようなところだから、写真の長屋も戦前からあるように思っていたが、昭和22年の航空写真では写真がぼけていて確認できない。疑ってみると、戦後の建築のようにも見えてくる。
1986(昭和61)年の住宅地図では、左から「鈴木、松浦、おふくろ(居酒屋?)、荒井履物店」。現在は取り壊されて時間貸しの駐車場になっている。

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