ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




麻雀明朗。中央区日本橋人形町2-8。1987(昭和62)年5月31日

写真左の歩道がある通りが大門通り、右奥に行くと人形町通りに出る。角の麻雀明朗とその左のミタカ電気商会の古い建物は商売もそのまま続いているようで、表面の改装もほとんどなく今も残っている。明朗の建物の2階上の壁面の枠の文字は「神谷商店」だろうか。昭和25年の地図にはすでに「明朗クラブ」として出ている。
普通は「雀荘」といっていたが1960年代には繁華街なら喫茶店のようにたくさんあった。今はすっかり廃れたようで、会社が終わると、あるいは授業の合間に近くの雀荘に駆け込むという習慣はなくなった。知っている同士で取ったり取られたりというのもどうかと思うから結構なことかもしれない。



バーバースワン。1985(昭和60)年2月

1枚目の写真右の家。この店も昭和25年の地図に「スワン調髪館」として出ている。正面の造りがオーソドックスで、いつ頃のものか判らないが割りと立派だ。建物はいつのまにか5階建てのビルに替わった。

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