ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




市原ポンプ製作所。中央区日本橋蛎殻町2-3。1987(昭和62)年頃

前の通りは人形町通りの延長で、右へ行くと箱崎町から隅田川大橋へ入っていく通り。写真左に水天宮がある。道路は地下鉄半蔵門線の工事中のようだ。
角の古いビルは1986年の住宅地図では空ビル。火保図では昭和8年で「市原ポンプ店」、昭和30年頃で「市原ポンプ製作所」。大正元年地籍地図に同じ位置に「市原卿筒製作所(卿筒の「卿」の字は口へんで、「しょくとう」と読むらしい。あるいは「ぽんぷ」と読んだかもしれない)」とあり、明治期から同じ場所で営業していた会社のようだ。
現在は駐車場。



小山商会。日本橋蛎殻町2-2。1985(昭和60)年10月10日

1枚目の写真で右へ行った次のブロック。3軒並んだ看板建築の左の2軒が今も残っている。

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