ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




浄名院横の民家。台東区上野桜木2-8。1991(平成3)年9月23日(写真の日付はカメラのセットミス)

浄名院(じょうみょういん)は言問通りの谷中霊園への入口の脇にある寺。地蔵が4万体くらい並べてあることで有名な寺だ。ぼくはいまだに境内へ踏み込んだことがない。
写真の民家は浄名院の西側の塀に沿った道路にあった民家。
上野公園のすぐ裏にこれだけの家を建てるのは今ならすごいことだが、古い航空写真を見ると、周辺では標準的なものだったようだ。


民家
1990(平成2)年2月18日

どこで撮った写真か分からなくなっていたが、裾を石張りにした塀は1枚目の写真の塀と同じだ。それなら同じ家かといったんは安心したのだが、その家は道路に面する角はひとつだけのはずだ。塀もよく見るとモルタルと石の割合が少し異なるようだ。というわけで、再びどこの家だか分からなくなった。上野桜木2丁目だとは思うのだが……。


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