元日以来の投稿になります。
生来のさぼり癖のためになかなか更新できずにおりましたが、いたって元気に過ごしています。
さて、タイトルに書いたクレモナといえば、言わずと知れた弦楽器の聖地。
アマティ、ガルネリ、ストラディバリ等、伝説の名工を輩出した町として有名です。
その偉大な聖地の名前を冠したスピーカーがあります。
イタリアのソナスファベール社製のものですが、私の愛用している機種は、その初期モデルになります。
これまで、ビクターのSX3に始まり、タンノイのアーデン、エジンバラ、そしてクォードの63PROという変遷をとげてきた我が家のスピーカー。
いずれのスピーカーも、それぞれ個性があり、素晴らしい音楽を奏でてくれました。
しかし、このクレモナとの出会いは特別。クレモナに出会ったのは2002年ですが、音に惚れて、フォルムに惚れて・・・。もう文字通りの一目惚れ。
クレモナは暖かい音色で艶やかに歌い、どんな時でも品位を失うことがありません。
クレモナが我が家に来てからというもの、私は一度も他のスピーカーのことを気にすることなく、ひたすら音楽を聴くことに集中できました。
しかし、東日本大震災では愛機クレモナもその衝撃で飛ばされ、側面にはその時の傷跡が今も生々しく残っています。ただ、奇跡的にスピーカーユニットは無事で、今も現役で頑張ってくれています。
ところで、クレモナの特徴のひとつは簾のようなフロントグリル。この簾が音色にも大きく寄与しているようですが、5~6年で簾のゴムが緩んでくるのです。今年になって結構緩みが目立ってきたので修理・調整に出していましたが、一昨日新品のようになって戻ってきました。
うん、やっぱりええ感じやなあ(笑)
早速、ヴェルディの弦楽四重奏を聴いてみます。
音の良さは勿論だけど、それ以上に音楽の素晴らしさを満喫させてくれる。
やっぱりこのスピーカー、最高!
大変ご無沙汰しております。
コメントをいただき、本当にありがとうございます。
姿と音に惚れたのはその通りですが、仰る通り名前にも一目惚れでした(笑)
クォードのスピーカーも大好きな音でしたが、クレモナはもっとストレートに訴えかけてくれるので、やはりイタリアの楽器(スピーカー)だなぁと思います。お国柄があるんですね。
イタリアに行かれたんですね。
音楽好きにも美術好きにも憧れの地。それからワイン好きにも(笑)
私もいつか行ってみたいなぁ。ブログとフェイスブックあとで訪問させていただきますね。