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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

悪あがきはしてみるものだ 薄氷を踏む悪戦奮闘記!

2014-08-01 15:12:47 | 日記
 昨日は我が家の冷蔵庫の製氷装置がおかしくなったので修理を依頼したところ、三日後でないと来られないとのことで、いろいろドタバタしたことを書いた。
 
 しかし一方では、自己責任での修理をも試みていたのだった。
 修理をするにはその装置の仕組みと、故障の原因、ないしはその箇所が特定できなければならない。
 メーカーによって違いはあるもののその装置の概略は添付した図のようになっている(赤い長方形や説明は私が付けたもの)。

        

 まず製氷皿であるが、これは指標室の天井部分に引き出し状にくっついていて、この部分で凍ったものが回転したりして下の製氷室に貯まる仕掛けになっている。

 ここを引き出してみた。水が全然ない。そこでこの製氷皿に直接水を入れしばらく待った。すると、すっかり時間が経って諦めかけた頃、ガラガラッと音がして氷が落下するではないか。
 ということは、製氷機能そのものが損なわれているのではないことが判明したのだ。

 そして同時に判明したことは、上の給水タンクの水が下の製氷皿に送られていないということで、それが原因だと特定できることだ。
 しかし、この給水ホースは完全に目視できない構造になっており、針金などを突っ込んでみることも考えたが、万一ホースを損傷させたら元も子もない。

 私の折角の探求もここに窮するかに思われた。
 それでも諦めずに、同様の体験をもつようなブログなどを物色していたら面白い記事に行き当たった。

 そのブログ主は、何らかの拍子に給水ホースそのものが凍ってしまい、水を送らなくなったのではないかと考えたのだ。
 そしてその対策として、なんと給水タンクにお湯を入れてみたというのだ。
 そしたら、ちゃんと氷ができるようになったというではないか。

 これなら失敗をしても実害はあるまいと早速真似をしてみることにした。
 何度ぐらいとは書いてはなかったが、まさか熱湯ではと思い、40度前後(お風呂程度の温度)でやってみた。
 5分ほどしたら、ドアの表示部分に、庫内の温度が上昇したり異様に内容物が多い時の注意シグナルがでたが、これは現状復帰をすれば消えることがわかっていたのでしばらく放置しておいた。

 頃合いを見てお湯を取り出し、冷水に変えてセットしなおした。
 しばらくして、さきにみた製氷皿を開けてみたら、ちゃんと水が張られているではないか。
 しめしめと思ったが、実際に氷ができてみるまでは安心できない。
 そしていくばくかが過ぎて・・・・できたっ!
 見事氷ができたのだ。

 こうして書くといともスムーズに解決したかのようだが、ネットで調べたり、製氷皿を取り出す際にいちいち製氷停止を確認したり、そして何よりも一つ一つの経過を待つ時間を要したりで、結局、半日を要したのであった。

 この方法、一般的にはお勧めしない。試みられるのならあくまで自己責任でお願いしたい。
 というのは、私の参照したブログ主、それで一時的には回復したが、結局はダメになったそうだからである。
 実際のところ私もまだドキドキしながら経過を見ている段階なのだから。

        

 オマケの写真は我が家の桑の木に来たアブラゼミの4重連。
 D51 の三重連はたしか伯備線だったと思う。 

コメント
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