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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

身辺の木々の便り マサキ・ムクゲ・枇杷

2014-06-21 15:11:22 | 花便り&花をめぐって
 地方によっては豪雨に見舞われて被害が出ているようですが、私の地方ではカラ梅雨というのでしょうか、ちょっと曇っては来るのですが降りそうで降らないような日々が続いています。
 そうなると悩むのは、若干ある木々や鉢植えに水をやろうかやるまいかです。



 かつて中国の山村で、歯を磨き口をすすいだ水も捨てることなくためて畑にやるという風習を目の当たりにしただけに、むやみに水を撒きたくはないのです。
 かといって、もちろん植物を枯らしたくはありません。
 そんなわけで、今日は周辺の木々の話題を。

          

 マサキの花が満開になりました。一つひとつの花は直径1cmにも満たないのですが、びっしりと付いた花はそこそこ見ものです。一部はもう散り始めていて、地表に黄緑色の点々が散りばめられています。
 一見地味っぽい花ですが、小動物には結構人気があって、蜂や蝶、アゲハなども訪れるのです。
 先日は、いかにも優雅に夜会服をまとったかのようなカラスアゲハがやってきたので、これは携帯では無理だ、カメラ、カメラと騒いでいるうちに何処かへと雲隠れされてしまったのでした。



 私の二階のデスクの至近距離にあるのはムクゲの木です。一番芽吹きが遅かったのですが、いまはもうたくましい緑をまとい、嬉しことには、私の方角へとかなり多くの蕾を付けた枝を伸ばしているのです。
 やがて、底紅のたおやかな花で私を慰めてくれることでしょう。

          

 木といえば、枇杷の収穫を行いました。
 去年はまったくの不作でしたが、今年はまあまあです。ただし、かつての鈴なりだった頃に比べると幾分寂しいものがあります。樹齢のせいか、あるいは私のこの土地が細かい岩石混じりの埋立地だからかもしれません。

 写真のざるにもう二杯ほど採りました。まだ、この数倍は採れるのですが、残りはほとんど木の上の方で、登るなどして命がけで採らねばなりません。落下してそのまま寝たっきりというのも考えものです。



 欲はいいません。娘が学童保育へ持って行って、2、3回分のおやつになればいいのですから。
 さっきちょっと怪しげな風が吹いてきたので、ひょっとっして夕立でも来てくれるのではと思ったのですが、またカラッと晴れてきました。

 さて、身辺の報告をさせていただいたところで、また勉強に戻りましょう。
コメント (6)
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