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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

編集会議・映画『罪の手ざわり』・飲酒・うどん

2014-06-20 03:43:26 | 日記
 ちょっと体が復調したからといって調子に乗るのは良くないですね。
今日は同人誌の編集会議のあと、ジャン・ジャクー監督の『罪の手ざわり』」を観た。

          
 
 中国映画の中でも、都市派的感覚のこの監督の描く物語は鋭くせつない。若干鋭角的に描かれてはいるが、現代の中国の断面を確実に切り取っている。
この映画は、三年前私が訪れた山西省でもいくぶん南の一八湾村から始まる。
 同じ山西省でも、黄土高原とは幾分雰囲気が違うが共通した感じもある。
映画はオムニバス形式で中国各地のそれぞれの人びとを映し出すが、かれらの罪や自死は誰のものなのだろうか。そこに踏みとどまらないとやはり表層的な犯罪物語になってしまうだろう。
 第一話の炭鉱の所有者と地方ボスの癒着は、まさにその様相を山西省で見てきただけにぐっとくるものがあった。

          

 映画が終わって久々に飲酒。繁盛店でなかなか入れないところへ開店早々で入店することが出来た。
 写真一枚目は、各「酒」飲み比べセット。
 左から「九平次」(愛知県)、鍋島(佐賀)、「蛍」(福井)。
 この中では、サラッとした感じの「蛍」が気に入った。もちろん他の酒も吟醸香が馥郁として美味しかった。

 岐阜の人間として、これは見逃せないとして、「長良ワイン」の赤も飲んだが、これはとびっきりとはゆかなくとも、和食の味を損なわないスッキリしたライトなワインだった。

          

 しめは、大将が目の前で打ってくれるうどん、うどんそのものの味や腰、それに出汁がわかりやすいかけうどんに。
美味しかった。

 うどんや太門@名古屋市千種区今池の大将、ごちそうさまでした。

 写真二枚目は私の目の前でうどんを打つ大将。
コメント
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