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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

六も歩けば花鳥にあたる マイ・プロムナード

2012-04-11 01:38:21 | 写真とおしゃべり
       

 ここんとこ3、4日ほどというもの家からほとんど出ていないので、足腰が萎えるといけないと思い、近くの「マイお花見ロード」を中心に花を愛でる散策をと洒落こんだ。
 前にも書いたが、水路を挟んで数百メートル以上にわたる桜が咲き誇るのだが、見に来る人は少ない。「マイお花見ロード」と呼ぶ所以である。

       

 花は今を盛り。もう2、3日もしたら立派な花筏が見られるだろう。

       

 この時期この水路にはカルガモがやってくる。たいていはつがいだ。
 そしてもうしばらくすると、ぬいぐるみのような仔ガモたちを連れた編隊が見られることとなる。

       

 一羽、ちょっと羽が変なのがいた。
 見ていたら泳ぐのには不都合はなさそうだが、飛べるのだろうか。ちょっと心配。

       

 鳥といえば、スズメが花の蜜を吸っていた。こんな場合メジロが絵になるようだが、この辺にはあまりメジロは来ないし、スズメだってけっこう可愛いのだ。

       

 桜の下ではたんぽぽが負けじと咲いている。
 以前、農道ののり面にびっしり咲いているところを見つけたが、舗装工事かなんかの影響で今はそんなに密集して咲いてはいない。

         

 帰途、集落の中のむかしながらの細い道を辿っていたら、桃の花に出会った。
 ここはときどき散歩するところだが、桃の花に出会ったのは初めてだ。
 なんだかとても得をした気がした。

       

 桃といえば、むかしは「桃色遊戯」という言葉があって、新聞などにも、中学生だか高校生だかが「桃色遊戯で補導された」などという記事が載っていた。私なんぞは半分怖いような、半分羨ましいような気持ちでそれらを読んだものだ。
 もうそれに該当する行為は、中高生の間でも日常の当たり前のことになってしまい、それを識別する言葉も死語になってしまったのであろう。

       

 最後は、ソラマメとイヌフグリの花である。
 以前、こんな可憐な花を「犬のふぐり」とは気の毒なと憤慨していたら、「大丈夫、今の若い人は《ふぐり》という言葉の意味なんか知りはしないから」と慰留された。
 以来、そんなものかなぁと思うことにしている。

       

 2時間近くぶらぶら歩いたら、足腰に「チカレタベー」というサインが出た。
コメント (2)
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