六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

今年待ちかねている映画 テオ・アンゲロプロス「第三の翼」

2012-01-09 15:39:24 | 映画評論
 待ちかねていたテオ・アンゲロプロスの映画が来るという。
 彼の映画は殆ど映画館で見てきたが、最後の長編「エレニの旅」からすでに数年が経過している。
 
 
 
 今回の作品の原題は「THE DUST OF TIME」なのだが、邦題は「第三の翼」になるらしい。
 どちらでもいいから、とにかく早く上映して欲しい。
 ただし、まだ上映日程は決まっていないようだ。

 

 この映画の予告編を見つけたが、それを見るだけで胸キュンものなのだ。
 この人の映画は、上映が終了してもしばし席から立ち難いものがある。

 

 重厚で緻密な映像のなかに流れる叙情、実験的な手法のなかで見えてくるリアリティ、そして特殊な地域を撮りながらもそれを越えて表出される普遍的な歴史。

 繰り返しになるが、早く見せて欲しいものだ。

 予告編 http://www.imdb.com/video/wab/vi1865941785/


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする