六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

「外部」と「内部」 哲学の話ではありません。

2010-06-28 15:00:09 | インポート
 前項の続きです。
 ところで、この「外部」有識者の会議、新聞報道などでは、開催を疑問視する委員の意見が当初多かったのを、座長の伊藤茂(早大教授)という人が開催の方向で説得しまとめ上げたとあります。
 で、この伊藤 茂という人をWIKIで検索したら、なんのことはない、 2008年以来の相撲協会の理事ではありませんか。
 彼は完全に「内部」の人であり、これは明らかに、「内部」有識者のやらせ会議に過ぎません。
 最初に開催ありき、時間稼ぎの最小解決なんだと思います。
 
 まあ、これでは相撲協会の浄化なんてできっこないですね。
コメント (6)
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特別調査委、名古屋場所開催容認??????

2010-06-28 02:04:22 | 催しへのお誘い
        
        田代まさしさんと琴光喜関(田代さんのHPから)

 特別調査委が名古屋場所開催を容認するような結論を出したそうですが、その根拠が分かりません。
 関係者のどれほどがどの程度賭博や暴力団と関わり合っていたのかの詳細も一切明らかにされず、それに対して協会がどう対応するのかも明らかにされない段階での開催是認は、ようするに現状是認にほかなりません。

 このまま開催を強行して、次の場所までは2ヶ月あるからそれまでには事態は沈静するであろうという計算ずくが見え見えです。かくて殺人と賭博、暴力団の資金源としての国技は温存されます。

 愛知県犬山市の時津風部屋の宿舎の幟が引き裂かれる事件が起きました。
 器物損壊事件で警察が捜査しているようです。
 しかし、犬山署はもっと大切な捜査があるはずです。親方以下の賭博参加が確認されている部屋ですから、部屋の力士を全員任意で事情聴取するぐらいしてもおかしくはありません。
 もっとも、昨年の同部屋の殺人事件にしても、遺族の訴えでやっと重い腰を上げたぐらいですから、幟を破いた人を追っかけ、「国技の権威」を守ることにうつつを抜かすのがお似合いかも。

 こうして、「酷技」や「黒技」はまたしても生き延び、健在なのです。

 

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