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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

深い眠りと久々の川柳もどき

2010-06-24 02:28:15 | ポエムのようなもの
 久々に、一度も途中覚醒がなく、所定の時間を眠ることが出来た。
 夢も見なかった。少なくとも記憶に残るような夢は・・・。
 何ヶ月ぶりだろう。いや、何年ぶりかかも知れない。
 
 結果として体重が一日にして1Kg 増加した。
 もともと平均体重を割っているので心配はない。
 しかし、これには驚いた。睡眠の力は偉大である。
 春先以来の不調から、ほぼ脱出できたのではないだろうか。

 というわけで(どういうわけ?)、久々の川柳もどき。



   【炙る】
     こんなにも炙り出された夜の記憶
     炙られたままで静かに反りかえる

   【つぼみ】
     蕾から散華へ至る設計図
     ゆっくりとつぼみを開くパスワード
     開かないつぼみのままの童唄

   【派手】
     円熟の派手さ 文句がありますか
     できるだけ派手に堕ちたい金曜日
     花なんぞ勝手に見せて逃げた春 

   【カフェ】
     カフェテラス見よう見まねの魔女といる
     待ちぼうけカフェに道化たおぼろ月
  
   【女】
     女にはこの庭がある花がある
     脚本はここで女と指定する
     定位置を決めて女の貌になる
     女はなお数え直すと皿屋敷
     敗残の果てに女と出会うゆめ

  男が「女」の句を詠むというのは危険な綱渡りでしょうか。

コメント (2)
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