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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

「雑然」と「手作り」の魅力・今池祭り

2009-09-21 15:46:39 | 催しへのお誘い
 秋祭りの頃となりました。
 しかし私が行ってきたのは、商店街のお祭りです。
 名古屋は今池という街のそれなのですが、20年ほど前、私がそれにかかわったこともあり、そしていま、息子がスタッフとしてかかわっていることもあって、毎年顔を出すことにしています。


 
        在日の人も日本人も共に舞うノリパン農楽隊

 私自身が今池を離れてからもう10年、私の店と軒を並べていたようなお店が世代交代をしたり、あるいはお店そのものがなくなっていたりしているのですが、まだまだ顔見知りも多く、街を行くとそういう人たちが笑顔で迎えてくれます。
 祭りのスタッフたちも、親子二代にわたって知り合いが多いのです。

 
               出番を待つ少女たち

 今年は、ある会合に出てから顔を出したため、あまり長い時間いることができませんでしたが、それでもここの祭りのエキスのようなものを満喫してきました。

 
           しばし憩うスタッフ 本部近くにて
 
 ここの祭りの面白さは、専門の企画会社などを入れず、一切を地元住民やこの街を大好きな人たちの手作りで行われることにあります。
 そのために、一見、雑然としているのですがそれが面白いのです。街全体が騒然とし、街のあちこちで同時多発的に様々なパフォーマンスが展開されます。


 
        来訪者に真剣な面持ちで応対する本部の女性スタッフ

 ライブ会場は屋外が三箇所、室内のホールが一箇所で、催しの途切れる時間がありません。そうしたパフォーマンス会場を包み込むようにして、バザールが展開され、200に近いブースがホコテンを埋め尽くします。

 

    地元を拠点とするバレーボールズのライブ ノリノリの演奏であった

 下降を辿っていた今池の街も、近年、新しい出店も見られ、新たな気配も感じられます。祭りにかけるスタッフたちの情熱が実って、日常的にお祭り空間のようだったかつての今池が復活するといいですね。

   今夜(21日)までやってますよ! お近くの方はどうぞ!

 

コメント (5)
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