六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

帰ってきた浦嶋太郎

2009-09-03 00:02:45 | よしなしごと
 

 亀を助けたわけではありません。
 しかし、竜宮城から帰還したかのような気分です。

 しばらく私事に埋もれている間にいろいろあったようです。
 様々な人が様々なことをいっています。
 でも、現実に自分がそこにいないような奇妙な感じがするのです。

 確かなのは季節の変動です。
 吹く風や、空の雲のありさま。
 その絶妙な色合いを眺めながら、小さな溜息などをついたりします。

 2、3世代下の女性と、新しい仕事の打ち合わせをしました。
 竜宮城へ行く前から予定していたものです。
 彼女の元気さに接し、かなり現実へと戻ってくることが出来ました。

 親しい知人とも電話で話をしました。
 変な慰めはなしの極めて現実的な話です。
 
 かくして、玉手箱をもっていない私は、いきなり時間を飛び越えることも出来ず、またもや現世への帰還を余儀なくされつつあるのです。
 今後ともよろしく。
 


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする