亀を助けたわけではありません。
しかし、竜宮城から帰還したかのような気分です。
しばらく私事に埋もれている間にいろいろあったようです。
様々な人が様々なことをいっています。
でも、現実に自分がそこにいないような奇妙な感じがするのです。
確かなのは季節の変動です。
吹く風や、空の雲のありさま。
その絶妙な色合いを眺めながら、小さな溜息などをついたりします。
2、3世代下の女性と、新しい仕事の打ち合わせをしました。
竜宮城へ行く前から予定していたものです。
彼女の元気さに接し、かなり現実へと戻ってくることが出来ました。
親しい知人とも電話で話をしました。
変な慰めはなしの極めて現実的な話です。
かくして、玉手箱をもっていない私は、いきなり時間を飛び越えることも出来ず、またもや現世への帰還を余儀なくされつつあるのです。
今後ともよろしく。