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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

ゆく夏に六がうろつき犬吠える(なんのこっちゃ?)

2006-08-29 16:04:48 | よしなしごと
 朝夕に多少、秋を感じるようになりました。
 回りの自然は敏感にその気配をキャッチし、自分をその季節へとフィットさせて行くようです。

 行く先は一緒なのですが、いつもとちょっと違う道を通ってみました。違った光景にお目にかかれるのを期待して・・。
 むろん特別に変わったものがあるわけではありません。それでも、いつもの道では見かけないものがありました。



 野生化した百日草です。道ばたの草むらの中に、健気に咲いていました。
 背丈は低く、花びらも幾分貧弱ですが、それでも花芯のあたりに、この花特有の強烈な自己主張が見られます。



 イチジク、漢字では無花果。花を付けないで実が生るのでこう表記するようですが、いってみれば、これ自身が花のようなものですね。
 
 ガキの頃、疎開先の農家の庭に大きな木があって、季節になると、口の回りに異物が出来るほどさんざん食い散らしました。
 にもかかわらず、というか、だからというか、あんまりちゃんと見ていないのですね。こうして見ると、じつに美しい果実ですね。

 でもこれも、生きて樹に生っていればこそ。夕方、スーパーで見かけたものは、これ程の色つやはありませんでした。



 ゴーヤです。幾分黄色になったものは見たことがありますが、こんなに鮮やかな橙色のものは初めてです。
 よく見ると、上にひん曲がった青いのがあるでしょう。普通、よく見かけるのはあれぐらいですよね。

 
 よそ様の庭先にレンズを向けていると、犬に吠えられました。私が急いで立ち去るまで、「ウ~ッ」と威嚇し続けていました。
 やっぱり、怪しく見えるんだろうなぁと、逃げながら納得。
コメント (3)
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