バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

神経障害の予防又は治療剤

2007年09月29日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 特願2005-117302 公開番号 特開2006-290842
出願日 平成17年4月14日(2005.4.14)
公開日 平成18年10月26日(2006.10.26)
発明者 門松 健治 張 皓倩 内村 健治 村松 喬
出願人 国立大学法人名古屋大学

発明の概要 【課題】グリア性瘢痕の形成を阻害することにより、疾患治癒後などにおける神経障害を予防又は治療できる新たな薬剤等を提供する。
【解決手段】配列番号2に記載のアミノ酸配列と同一若しくは実質的に同一のアミノ酸配列を含有するタンパク質若しくはその部分ペプチド又はその塩の活性を阻害する化合物又はその塩を含有する神経障害の予防・治療剤とする。J-Store >> 特許コード P06P004180

アレルギーを診断するエピトープポリペプチド

2007年09月29日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 特願2006-036900 公開番号 特開2007-217303
発明者 江藤 望 中村 裕美 布井 博幸 佐藤 さくら 海老澤 元宏
出願人 国立大学法人 宮崎大学

発明の概要 【課題】本発明は、簡便で正確なアレルギー疾患の診断法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は卵アレルギーの診断のために有用なPro-Val-Cys-Gly-Thr-Asp-Gly-Val-Thr、Pro-Ile-Cys-Gly-Thr-Asp-Gly-Val-Thr、またはGly-Gly-Cys-Arg-Lys-Glu-Leu-Ala-Ala-Valで表されるアミノ酸配列のポリペプチドに関する。本発明はまたアレルギー疾患の診断薬のスクリーニング方法であって、診断対象のアレルギー疾患のアレルゲンに特異的なIgEを有し且つアレルギー症状を示す患者の前記IgEにより認識されるエピトープのアミノ酸配列(1)と、診断対象のアレルギー疾患のアレルゲンに特異的なIgEを有し且つアレルギー症状を示さない患者の前記IgEにより認識されるエピトープのアミノ酸配列(2)とを比較し、アミノ酸配列(1)を含むポリペプチドを選択することを特徴とする方法に関する。 J-Store >> 特許コード P07P005706

アポタンパク質(ラクトフェリン)の製造方法

2007年09月29日 | 健康・栄養機能性成分
【発明者】 井上 浩義  有冨 俊男  河島 稔
【出願人】 株式会社アストム 学校法人 久留米大学

【課題】金属イオンなどの補因子が結合しているタンパク質から、効率的にアポタンパク質の生成と濃縮とを行うことができるアポタンパク質の製造方法を提供する。
【解決手段】酸性条件下で解離する補因子が結合しているタンパク質を含有する液を限外濾過膜で濃縮するに際して、該タンパク質含有液に酸を添加し、解離した補因子を酸と共に膜透過させ分離除去することにより、アポタンパク質の生成と濃縮とを同時に行う。明細書>>J-tokkyo

リパーゼ阻害作用を有する抗肥満剤

2007年09月29日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
【発明の名称】抗肥満剤
【発明者】山川 貴宏  森原 直明 森 祐介 森田 俊信
【出願人】 湧永製薬株式会社
【課題】安全性が高く、より優れたリパーゼ阻害作用を有する抗肥満剤の提供。

【解決手段】カトゥアバの植物体及び/又はその抽出物を含む抗肥満剤、或いはカトゥアバの植物体から抽出されるリパーゼ阻害物質を有効成分として含む抗肥満剤が提供される。また肥満症から生じる糖尿病、高血圧症、高脂血症、動脈硬化、面皰から選択される疾患の予防又は治療を目的とした医薬組成物あるいは健康食品も提供される。 明細書>>詳細J-tokkyo 

リジン含有抗肥満または抗高脂血食品、飼料またはサプリメント

2007年09月29日 | 健康・栄養機能性成分
【発明者】 平林 由理 村上 仁志 小林 久峰 上田 剛郎
【出願人】 味の素株式会社

【要約】 【課題】肥満者や体重の増加を気にする者の体重や体脂肪の減少または増加抑制及び高脂血症の改善を安全かつ最大限に得ることのできる方法を提供すること、また、無用に肥満した動物の肥満を解消し、または肥満を抑制する方法を提供すること。
【解決手段】1日の食事がタンパク質エネルギー比率が20%以下であるものの摂食の状態下で、1日当り体重1kg当り遊離態換算で40~160mgの割合で摂取されるべきリジンを含有することを特徴とするリジン含有抗肥満または抗高脂血食品、飼料またはサプリメント、および乾物換算で0.8~3.0重量%のリジン(遊離態換算)を含有し、かつタンパク質エネルギー比率が20%以下であることを特徴とするリジン含有抗肥満または抗高脂血食品、飼料またはサプリメント。

モモタマナを有効成分として含有する抗肥満剤又は/及び動脈硬化予防剤

2007年09月29日 | 医療 医薬 健康
【発明者】 安江 正明 小泉 真理子 稲福 盛雄 稲福 直 藤野 哲也 与那覇 恵
【出願人】 アサヒビール株式会社  株式会社琉球バイオリソース開発
【公開番号】 特開2004-238349

【要約】 【課題】本発明はモモタマナより得られる抗肥満又は/及び動脈硬化予防物質及びその用途に関する。肥満・動脈硬化を予防・治療するにあたり、食品又は食品に準ずるものから有効成分を見いだす必要がある。本発明はモモタマナの有する生体調節機能を利用して、肥満・動脈硬化の予防・治療に有効な薬剤、又は飲食品を提供することを目的とする。

【解決手段】本発明は上記目的を達成するためになされたもので、モモタマナの植物体もしくはその抽出エキスが、これまで知られていなかったような生理活性を有することを動物実験により確認して本発明を完成するに至った。すなわち本発明は、モモタマナの植物体、もしくは植物体を、水又は有機溶媒単独、又はそれらの混合物で抽出処理して得られるエキスを有効成分し、抗肥満作用もしくは動脈硬化予防・改善作用を持つ医薬品・飲食品を提供する。 明細書TEXT詳細>>J-tokkyo


抗肥満剤、医薬品および飲食品

2007年09月29日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
【発明者】 安江 正明 ほか (出願人:新潟県ほか)
【公開番号】 特開2006-257018

【課題】肥満の予防・治療に有効な抗肥満剤、医薬品及び飲食品を提供する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
桑葉またはその抽出物と、イソフラボンを有効成分とすることを特徴とする抗肥満剤。
【請求項2】
前記桑葉が、加湿熱風処理を行った後、揉んで乾燥処理した加工桑葉であることとを特徴とする請求項1に記載された抗肥満剤。
【請求項3】
前記加湿熱風処理が、120~300℃の水蒸気に2~10分間曝す処理であることを特徴とする請求項2に記載された抗肥満剤。
【請求項4】
イソフラボンの含有量(乾燥重量%)が、桑葉またはその抽出物の含有量(乾燥重量%)の1/10以下であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載された抗肥満剤。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれか1項に記載された抗肥満剤を含有することを特徴とする医薬品。
【請求項6】
請求項1ないし4のいずれか1項に記載された抗肥満剤を含有することを特徴とする飲食品。明細書(全文Text)>> J-tokkyo

抗肥満トランスジェニックブタ

2007年09月29日 | 創薬 生化学 薬理学
【発明者】 長嶋 比呂志 三木 敬三郎 梅山 一大
【出願人】 学校法人明治大学 株式会社バイオス医科学研究所
【公開番号】 特開2006-121964

【要約】 【課題】抗肥満性又は抗糖尿病性の動物モデルとして利用可能なトランスジェニックブタ及びその作製方法を提供すること。
【解決手段】トランスジェニックブタは、レプチン遺伝子又はアジポネクチン遺伝子が導入されたものである。また、トランスジェニックブタの作製方法は、ブタ細胞内で機能するプロモーターの下流に前記レプチン遺伝子又はアジポネクチン遺伝子が挿入されたベクターを、精子ベクター法又は前核注入法により卵に導入し、得られた受精卵から個体を発生させることを含む。 明細書詳細 >> J-tokkyo

体性幹細胞編 (3) ニッチ 離れると分裂始まる

2007年09月29日 | 細胞と再生医療
私たちの体を構成する細胞の中で、幹細胞はかなり特殊な存在だ。数は極めて少なく、普段は眠っているが、たまに起きては二つに分裂。元と同じ細胞と、臓器や組織の細胞になる前段階の細胞になる。
 そんな幹細胞の“寝床”や“隠れ家”のような場所が、体の中にはある。研究者らは〈ニッチ〉と呼んでいる。読売新聞 2007-09-22