「日本晴」で世界初の塩害耐性栽培の新品種誕生
土壌に塩分が集積し、土壌環境や農業に深刻な被害をもたらす塩害は、アフリカ諸国やパキスタン、中国などアジアの諸外国で深刻化している。このため、耐塩性作物の育成方法の研究開発が望まれている。当研究所と東北大学は共同研究により、理研の大型加速器「リングサイクロトロン」から発生する炭素の重イオンビームを「日本晴」という品種のイネに照射し、わずか2年半で耐塩性の新品種を生み出すことに成功した。 理研ニュース 2006年12月号
土壌に塩分が集積し、土壌環境や農業に深刻な被害をもたらす塩害は、アフリカ諸国やパキスタン、中国などアジアの諸外国で深刻化している。このため、耐塩性作物の育成方法の研究開発が望まれている。当研究所と東北大学は共同研究により、理研の大型加速器「リングサイクロトロン」から発生する炭素の重イオンビームを「日本晴」という品種のイネに照射し、わずか2年半で耐塩性の新品種を生み出すことに成功した。 理研ニュース 2006年12月号