バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

低コストマイクロアレイを用いた消化器癌における予後予測システムの開発

2007年02月15日 | からだと遺伝子
NEDO:平成15年度~平成17年度成果報告書 平成15年度採択産業技術研究助成事業
1.肝癌の術後再発予測に使用する第二世代低コストアレイ(東洋鋼鈑製)が完成した。32例の肝癌での検証実験にて、完成した第二世代低コストアレイ上の30遺伝子(プローブ)中20遺伝子に関し、再発群vs無再発群における高い識別能力が確認された。これらの成果を平成18年度研究助成事業成果報告会(NEDO技術開発機構主催:平成18年7月)にて報告した。2.DNAマイクロアレイにて食道癌のリンパ節転移に関連する遺伝子の同定を行い、国内学会および国際論文にて発表した(SatoT,etal.IntJOncol.2006May;28(5):1043-55)。3.DNAマイクロアレイデータを基に肝癌転移に関連する遺伝子ID2を同定し、その機能解析を行った(国内特許申請中)。4.単独で汎用の高い遺伝子解析ソフトウエアをWindows環境下で大学発ベンチャー企業エコマスと共同開発した。5.バイオインフォマティクスツールとして『サンプル変動を考慮に入れた信頼性の高い標的遺伝子を選択する方法論:申請者浜本義彦他』の国内特許を申請した(特願2005-349541、「有効因子抽出システム」、出願日:平成17年12月2日) 
報告書バーコード 100008782 作成者 山口大学飯塚徳男

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