バイオの故里から

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カルシトニンの製造方法

2006年01月31日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平5-167810 出願日 : 1993年7月7日
公開番号 : 特許公開平6-70790 公開日 : 1994年3月15日
出願人 : 三共株式会社 発明者 : 玉沖 英恒 外4名

発明の名称 : カルシトニンの製造方法

【目的】大腸菌を用いた遺伝子操作法において得られた不溶性カルシトニン融合蛋白質を可溶化し、該融合蛋白質より蛋白質分解酵素を用いて切断反応を行い、目的とするカルシトニンペプチドを効率よく採取する、カルシトニン製造方法を提供する。
【構成】(1) ペプチド融合蛋白質を発現させることができる発現ベクターにより形質転換させた大腸菌を培養し、その培養菌体を破砕したあと不溶画分を採取し、(2) 該不溶画分に含まれるペプチド融合蛋白質をシトラコニル化あるいはシトラコニル化及びS-スルホン酸化することにより可溶化し、(3) 可溶化された融合蛋白質から、目的ペプチド以外のペプチド部分を切り離しペプチドを採取するための蛋白分解酵素を用いた切り出し反応を行うペプチドの製造方法。



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