Nature 547, 7662
2017年7月13日
ネオアンチゲンは、抗腫瘍ワクチンの最適な標的だと長い間考えられており、最近のコード領域の変異解読技術および予測技術は、それらの発見や選択の効率化を目的としてきた。今週号には、がん患者での個別化ネオアンチゲンワクチンの臨床試験に基づく結果を示した2本の論文が掲載されている。C Wuたちは、20種類に及ぶ患者ネオアンチゲンを標的とした、個別化がんワクチンの第I相試験の結果を報告している。このワクチンは安全であり、腫瘍抗原特異的な免疫応答を誘導することが示された。
http://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/87432