バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ピーナッツアレルギーを改善する臨床試験

2018年12月08日 | アレルギー アトピー

アレルゲンを徐々に増量する脱感作療法のフェーズ3試験

日経メディカル 2018/12/5
大西 淳子=医学ジャーナリスト

 米Aimmune Therapeutics社のDaniel C. Adelman氏らは、ピーナツアレルギーと診断された患者を対象に、ピーナッツ蛋白質を主成分とする経口免疫薬AR101を徐々に増量していく脱感作療法のフェーズ3試験を実施し、介入群の患者ではプラセボ群に比べ、約1年後のピーナッツの耐用摂取量が大きく上昇する患者の割合が高かったと報告した。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/nejm/201812/558874.html

肥満を抑制する遺伝子を同定! ~肥満を克服するためのゲノム医療への応用に期待

2018年12月08日 | からだと遺伝子

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.12.07
名古屋大学

本研究の成果は、肥満生物学に新しい知見を提供します。また、ヒトでは万病の元である肥満を克服するためのゲノム医療へ、家畜では健康改善と畜産物の生産性の向上のためのゲノム育種への応用が期待されます。

https://research-er.jp/articles/view/75846

ヒト腸上皮組織の新規培養技術を開発

2018年12月08日 | 細胞と再生医療
-「腸らしい」腸を作るための2つの因子を同定-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.12.07
慶應義塾大学

本研究成果によって、より本来の組織に近いヒトの腸上皮組織を体外で構築することが可能となります。今後この新規培養技術が普及することで、従来、臨床試験や動物モデルを用いた研究で行っていた薬剤試験などを培養皿上で簡便にかつ高い精度で行えるようになることが期待されます。
https://research-er.jp/articles/view/75876

アボカド由来の成分が抗がん剤の効果を高めることを発見

2018年12月08日 | 癌 ガン がん 腫瘍
~抗がん剤投与量が制限されがちな高齢患者に副作用の少ない新規白血病治療法の可能性~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.12.07
順天堂大学

順天堂大学大学院医学研究科臨床病態検査医学の田部陽子 特任教授らの研究グループは、米国MDアンダーソンがんセンターのマリナ・コノプレバ教授、カナダ ゲルフ大学のポール・スパヌオロ博士らとの共同研究において、アボカドから抽出した成分の脂肪酸avocatin B*1が白血病がん細胞の脂肪酸代謝*2を阻害してがん細胞の増殖を抑制すること、さらに、白血病化学療法薬(抗がん剤)との併用により抗がん効果を高めることを発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/75882

日立アプライアンスが再生医療市場に参入「ソリューション事業の第1弾」

2018年12月08日 | NEWSクリッピング
MONOist.,2018-12-07

 日立アプライアンスは2018年12月6日、東京・日本橋に開設した「再生医療技術支援施設」を報道陣に公開した。大学や研究機関、製薬メーカーなど向けに、iPS細胞に代表される再生医療に用いられる細胞加工を行うためのクリーンルームを提案する他、それらの顧客や、再生医療に用いる機器メーカーとの協創の場として活用する方針。 
Yahooニュース 2018-12-07