バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

抗がん剤の投与ミスで患者死亡 下関の関門医療センター

2018年08月11日 | NEWSクリッピング

山口県下関市にある国立病院機構関門医療センターで70代の男性患者に抗がん剤を過剰に投与するミスがあり、男性が死亡していたことを明らかにしました。院長は「薬剤の使い方などの情報について確認と知識が不足していた」と謝罪しました。 NHK News Web.,2018年8月10日

長崎原爆被爆者のプルトニウム内部被ばく

2018年08月11日 | 医療 医薬 健康
日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.08.09
長崎大学

 長崎大学原爆後障害医療研究所 腫瘍・診断病理学研究分野(原研病理)の七條和子助教、環境科学部の高辻俊宏教授らの研究グループは、これまでは、原爆爆心地付近では強烈な上昇気流のため、プルトニウムが存在していないというのが常識でしたが、被爆距離1km以内で被爆して死亡した長崎原爆被害者のサンプルから、世界で初めて爆心地付近でプルトニウム内部被ばくがあることを示しました。
https://research-er.jp/articles/view/73058

胃がん細胞の増殖メカニズムを解明

2018年08月11日 | 医療 医薬 健康
胃がん細胞の増殖メカニズムを解明―胃がんの新規治療法開発に光明―

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.08.10
慶應義塾大学 日本医療研究開発機構

慶應義塾大学医学部内科学(消化器)教室の佐藤俊朗准教授らの研究グループは、36例のヒト由来胃がん細胞の効率的な体外培養・増殖に成功し、“Wnt”と呼ばれる増殖因子によって多くの胃がんの細胞増殖がコントロールされることを見出しました。さらに、動物実験モデルを用い、Wntを標的とした治療法が胃がんに有効であることを示しました。

https://research-er.jp/articles/view/73069

新たな心筋作製技術を可能とする遺伝子を発見

2018年08月11日 | 細胞と再生医療
新たな心筋作製技術を可能とする遺伝子を発見
―線維芽細胞およびマウスES/ヒトiPS細胞から心臓中胚葉細胞の直接誘導に成功―

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.08.10
筑波大学 産業技術総合研究所 慶應義塾

 国立大学法人筑波大学 医学医療系 家田真樹教授(循環器内科)、慶應義塾大学医学部 貞廣威太郎助教(循環器内科)、国立研究開発法人産業技術総合研究所創薬分子プロファイリング研究センター 五島直樹研究チーム長らの研究グループは、Tbx6という遺伝子を導入するだけで、線維芽細胞やマウス・ヒトの多能性幹細胞から心臓中胚葉細胞を直接誘導できることを発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/73068

炎症性腸疾患に対する新たな治療法を開発

2018年08月11日 | 炎症 抗炎症薬

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.08.10
大阪大学

 大阪大学大学院医学系研究科の山本浩文教授(消化器外科学/保健学科分子病理学)と水島恒和寄附講座教授(炎症性腸疾患治療学)らの研究グループは、炎症性サイトカイン※1を抑えることが知られているマイクロRNA※2(miR)-29a及びmiR-29bを、全身性の核酸デリバリーシステムであるスーパーアパタイト※3に搭載し、炎症性腸疾患※4(IBD)モデルマウスに全身投与したところ、腸炎の発症予防と治療効果について顕著な有効性が認められました。
https://research-er.jp/articles/view/73087