バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

幹細胞の未分化維持剤及び増殖促進剤

2018年08月01日 | 細胞と再生医療
出願人: 日本メナード化粧品株式会社
発明者: 長谷川 靖司, 堀田 直和, 吉村 知久, 田原 千愛, 山田 貴亮

出願 2010-083320 (2010/03/31) 公開 2011-211959 (2011/10/27)

【要約】【課題】 哺乳動物の幹細胞に対して未分化状態を維持させたまま、幹細胞特異的な増殖促進効果を示す幹細胞の未分化維持及び増殖促進剤を開発し、かつ、移植時に組織への生着率の高い幹細胞とその調製技術を提供すること。【解決手段】 哺乳動物の胚性幹細胞、または、骨髄、血液、脂肪、皮膚組織をはじめとする生体組織における体性幹細胞及び人工的に調製した幹細胞に対して、キヌガサタケの抽出物を用いることにより、幹細胞の未分化状態を維持したまま、幹細胞に対して特異的に増殖を促進し、さらに、該抽出物を含有させた培養液にて調製した幹細胞は、移植時における生体組織への生着率が向上させる効果がある。以上より、本発明は、組織の再生の分野において大きく貢献できるものであり、医学、医薬品、医薬部外品、美容、健康分野への応用が期待される。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2011211959/


幹細胞由来成長因子産生促進剤

出願人: 日本メナード化粧品株式会社
発明者: 長谷部 祐一, 井上 悠, 長谷川 靖司, 出口 恭子, 坂井田 勉

出願 2013-152730 (2013/07/23) 公開 2015-020997 (2015/02/02)

【要約】【課題】幹細胞による成長因子の産生を促進する物質を探索し、当該物質を皮膚の障害若しくは損傷、または肥満などを予防、改善または治療するための皮膚外用組成物として提供すること。【解決手段】スッポンタケ科キヌガサタケ属に属するキヌガサタケの抽出物を有効成分として含有する、幹細胞由来成長因子産生促進剤。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2015020997/

細胞中のタンパク質を全部光らせる

2018年08月01日 | 医療 医薬 健康
細胞中のタンパク質を全部光らせる -超高感度プロテオーム解析の実現に向けて-

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.07.31
理化学研究所 科学技術振興機構


理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター細胞システム制御学研究ユニットのシモン・レクラーク研修生(研究当時)と谷口雄一ユニットリーダー、ストラスブール大学国立衛生医学研究所のユーリ・アーンツ助教授の国際共同研究チーム※は、細胞の中にあるほぼ全ての種類のタンパク質を蛍光色素でラベル化する手法とその評価法を開発しました。
https://research-er.jp/articles/view/72858

慶應義塾大学医学部と富士通、AIによる診療支援を実現する技術を開発

2018年08月01日 | 医療機器 検査機器

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.07.31
慶應義塾大学 富士通

 慶應義塾大学医学部坂口光洋記念講座(システム医学)の洪繁准教授、放射線科学(診断)の橋本正弘助教らの研究グループと富士通株式会社(以下 富士通、注 1)は、慶應義塾大学メディカル AI センター(注 2)において、2018 年 1月から 3 つの研究テーマを掲げた臨床データの AI 活用に向けた共同研究を開始し、このたび研究テーマの 1 つである診療支援のための AI 技術を開発しました。
https://research-er.jp/articles/view/72862


イネ抵抗性タンパク質といもち病タンパク質の結合結晶構造の解明

2018年08月01日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
イネのいもち病に対する抵抗性の仕組みを解明 -イネ抵抗性タンパク質といもち病タンパク質の結合結晶構造の解明-

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.07.31
京都大学 東京農業大学

寺内良平 農学研究科教授、斉藤宏昌 東京農業大学教授、Mark Banfield 英国ジョンイネス研究所教授、Sophien Kamoun 同セインズベリー研究所教授らの研究グループは、公益財団法人岩手生物工学研究センターと共同で、いもち病菌から分泌されるタンパク質と、それを認識して抵抗性を誘導するイネの抵抗性タンパク質の相互作用を分子レベルで解明しました。
https://research-er.jp/articles/view/72870


膵島(ランゲルハンス島)の神経支配様式の解明

2018年08月01日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.07.31
国立遺伝学研究所

膵島(膵臓のランゲルハンス島)には、自律神経および感覚神経が侵入し、その機能を調節している。この研究では、ゼブラフィッシュを用いてin vivoイメージングと遺伝学的解析を駆使して、膵島神経支配につながる現象を解析した。
https://research-er.jp/articles/view/72877

血管新生因子の発現の誘導を介して、脂肪組織の状態を健康な状態に保ち、肥満や糖尿病の発症を抑制することを発見

2018年08月01日 | からだと遺伝子
前駆脂肪細胞での長寿遺伝子Sirt1の活性化は脂肪組織での血管の発達を促すことにより、肥満の「病的な脂肪組織」を「健康的な脂肪組織」に変換し、2 型糖尿病の発症を抑制することを発見

日本の研究>>プレスリリース
富山大学

長寿遺伝子 Sirt1 の活性化化合物である SRT1720 が、前駆脂肪細胞での血管新生因子の誘導を介して、インスリン抵抗性を改善し、糖尿病の発症を抑制することが明らかとなった。

https://research-er.jp/articles/view/72873