バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

免疫調節性機能を誘導する乳酸菌類・成分とその取得方法

2015年06月25日 | 抗体 免疫 抗原 
出願人: 独立行政法人農業生物資源研究所・独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構
発明者: 辻 典子, 木元 広実
出願 2003-398662 (2003/11/28) 公開 2005-154387 (2005/06/16)

【要約】【課題】 アレルギー疾患や大腸性潰瘍炎など炎症性腸疾患を初めとする自己免疫疾患等の免疫病の予防・治療に資する微生物及びその成分を提供すること、前記微生物の効率的な選抜方法を提供すること、及び、免疫恒常性を保つ上で重要な役割を担う免疫調節性細胞を前記微生物又はその成分を用いて効率的に誘導する方法を提供すること。【解決手段】 哺乳類の樹状細胞又は脾臓細胞からIL-10産生を誘導するラクトコッカス属乳酸球菌又はその成分;ラクトコッカス属乳酸球菌などの微生物を、哺乳類の樹状細胞又は脾臓細胞と共培養し、IL-10産生誘導能が高い菌株を選抜することを特徴とする前記微生物又は成分の取得方法;前記乳酸球菌などの微生物を、腸上皮細胞株と共培養し、カスパーゼ-1活性及びIL-18産生誘導能により選抜することを特徴とする前記微生物又は成分の選抜方法;前記乳酸球菌を有効成分として含有する食品又は食品素材、並びに動物飼料。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2005154387/

免疫調節性機能を有する成分の選抜方法

2015年06月25日 | 抗体 免疫 抗原 
免疫調節性機能を有する成分の選抜方法
出願人: 独立行政法人農業生物資源研究所, 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明者: 辻 典子, 木元 広実
出願 2010-116956 (2010/05/21) 公開 2010-183913 (2010/08/26)

【要約】【課題】 アレルギー疾患や大腸性潰瘍炎など炎症性腸疾患を初めとする自己免疫疾患等の免疫病の予防・治療に資する微生物及びその成分の効率的な選抜方法を提供すること。【解決手段】 ラクトコッカス属乳酸球菌などの微生物を、腸上皮細胞株と共培養し、カスパーゼ-1活性及びIL-18産生誘導能により選抜することを特徴とする、哺乳類の樹状細胞又は脾臓細胞からIL-10産生を誘導するラクトコッカス属乳酸球菌又はその成分の選抜方法。ekouhou 特許公開・明細書

iPS細胞の網膜疾患への応用

2015年06月25日 | 細胞と再生医療

研究会「iPS細胞」 高橋政代 理化学研究所発生・再生科学総合研究センタープロジェクトリーダー 2014.2.13

2014/02/13 に公開

Masayo Takahashi, Project Leader Laboratory for Retinal Regeneration, RIKEN Center for Developmental Biology
高橋さんが、「iPS細胞の網膜疾患への応用」と題して話した。加齢黄斑変性症の患者­に色素上皮を移植する研究については、1990年代から基礎研究を始め、応用研究、実­用研究、臨床研究、臨床治験と進み、事業化まで視野に入れていることを明らかにした。
STAP細胞については、有望なことは間違いないがが、まだ基礎研究の段階にあるとし­た。
司会 服部尚 日本記者クラブ企画委員(朝日新聞)
https://www.youtube.com/watch?v=Rv1boFxc1nE

ブタ体内でヒトのiPS臓器作製 東大教授、米で実験へ

2015年06月25日 | 細胞と再生医療
 米スタンフォード大学と東京大学を兼務する中内啓光教授は8月をメドに人間の臓器を持つブタを作る実験を米国で始める。人のiPS細胞をブタの体内で膵臓(すいぞう)や肝臓まで育てる計画で、病気を起こした臓器の働きを補う再生医療への応用をめざす。世界に先駆け5~10年内の実用化を目標にしている。日本経済新聞 電子版 2015/6/25

オルニチン又はその塩と、アラニン又はその塩との2成分を有効成分とする疲労改善剤

2015年06月25日 | 健康・栄養機能性成分
【発明の名称】アルコール性疲労改善剤
【出願人】キリンホールディングス株式会社・協和発酵バイオ株式会社 ・麒麟麦酒株式会社・キリンビバレッジ株式会社・小岩井乳業株式会社

【課題】健常人のアルコール摂取により起こる疲労、すなわちアルコール性疲労に対して、その症状を有効に改善する改善剤を提供すること。
【解決手段】飲酒はストレス発散やコミュニケーション向上など、充実した生活を送るために広く受け入れられている習慣であるが、反面、アルコール摂取により翌日の倦怠感などの疲労につながる場合も多くみられる。それゆえ、アルコール摂取により起こる疲労、すなわち、アルコール性疲労を軽減、改善するために、オルニチン又はその塩と、アラニン又はその塩との2成分を有効成分として含有する安全で効果的なアルコール性疲労改善剤を提供する。本発明のアルコール性疲労改善剤は、アルコール摂取前に又はアルコール摂取後に投与することができ、また、継続投与の形で投与することができる。ekouhou 特許公開・明細書



癌患者の症状改善又は栄養状態の改善に適した栄養剤

2015年06月25日 | 健康・栄養機能性成分
【発明の名称】癌患者の症状改善又は栄養状態の改善に適した栄養剤
【出願人】株式会社アーネストメディスン ・株式会社大塚製薬工場
【課題】BCAA以外の栄養素をも取り入れ総合的な疲労回復や全身状態の向上を目指すがん患者用栄養剤、がんそのものの症状改善や治療が期待できる栄養剤を提供することである。
【解決手段】亜鉛、分岐鎖アミノ酸、コエンザイムQ10、L-カルニチン及びクエン酸を含有することを特徴とする輸液剤、経口剤、経腸剤、飲料剤、顆粒剤、粉末剤、錠剤などの栄養剤である。ekouhou 特許公開・明細書

4-ヒドロキシ安息香酸関連物質の製造法

2015年06月25日 | ファインケミカル 中間体
【発明の名称】4-ヒドロキシ安息香酸関連物質の製造法
【出願人】協和発酵バイオ株式会社
【課題】発酵法による4-ヒドロキシ安息香酸または4-ヒドロキシ安息香酸を前駆体として該微生物が生成する物質(抗菌剤であるパラベンの合成原料)の効率的な製造法の提供。
【解決手段】親株の微生物に比べロドバクター(Rhodobacter)属に属する微生物由来のコリスミ酸リアーゼ活性が増強された微生物を培地に培養し、該培地中に4-ヒドロキシ安息香酸または4-ヒドロキシ安息香酸を前駆体として該微生物が生成する物質を生成、蓄積させ、該培地中から4-ヒドロキシ安息香酸または4-ヒドロキシ安息香酸を前駆体として該微生物が生成する物質を採取することを特徴とする4-ヒドロキシ安息香酸または4-ヒドロキシ安息香酸を前駆体として該微生物が生成する物質の製造法。ekouhou 特許公開・明細書





シトルリンまたはその塩を有効成分として含有する脳内アルギニン濃度上昇用経口剤

2015年06月25日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
【発明の名称】脳疲労改善用経口剤
【発明の名称】協和発酵バイオ株式会社
【課題】脳の疲労(集中力低下、注意力低下、記憶学習能力低下、ストレス、うつ症状など)の改善に有効な経口剤を提供する。
【解決手段】シトルリンまたはその塩を有効成分として含有する脳内アルギニン濃度上昇用経口剤。該シトルリンとしては、L-シトルリンおよびD-シトルリンがあげられるが、L-シトルリンが好ましい。該シトルリンの塩としては、酸付加塩、金属塩、アンモニウム塩、有機アミン付加塩、アミノ酸付加塩等があげられる。ekouhou 特許公開・明細書



褥瘡の予防、抑制、改善や術後回復等の栄養改善に有用なオルニチン含有組成物

2015年06月25日 | 健康・栄養機能性成分
【発明の名称】オルニチン含有組成物
【出願人】協和発酵バイオ株式会社

【課題】褥瘡の予防、抑制、改善や術後回復等の栄養改善に有用なオルニチン含有組成物を提供する。
【解決手段】オルニチンまたはその塩、グルタミンまたはその塩、亜鉛およびビタミン類を含有する組成物。オルニチンまたはその塩が、該組成物に含有されるタンパク質量の10~70質量%であることが好ましい。オルニチンまたはその塩が、オルニチンとして、組成物全量の5~45質量%であることが好ましい。ekouhou 特許公開・明細書