ＭＥＲＳ抗体、ダチョウの卵で大量精製 京都府大グループ 共同研究の米陸軍が検証

産経新聞

ＭＥＲＳ抗体、ダチョウの卵で大量精製 京都府大グループ 共同研究の米陸軍が検証: MERS予防の抗体の仕組み© 産経新聞 提供 MERS予防の抗体の仕組み

　韓国で感染が拡大している中東呼吸器症候群（ＭＥＲＳ）コロナウイルスに強く結合する抗体を、京都府立大大学院の塚本康浩教授（動物衛生学）のグループが、ダチョウの卵を使って大量精製することに成功した。共同で研究を進めている米国陸軍感染症医学研究所で検証中だが、すでに韓国、米国に配布、スプレー剤として大量生産を開始した。抗体によって覆われたウイルスは人の細胞に侵入できなくなり、感染予防に大きな効果があるという。MSNニュース.,2015-06-18

ＭＥＲＳ

ＭＥＲＳ（１） 感染に備える

田中陽子記者

韓国で感染者が増え続ける「ＭＥＲＳコロナウイルス」。１６日までに感染者は１５４人、死者は１９人に上っています。今のところ、韓国政府は基本的に医療機関の中での感染の広がりとし、ソウルなどの町なかで、感染が広がっているという状況にはなっていないとしています。しかし、１５日、隔離の対象になっていた日本人２人が日本に帰国していたことが分かるなどＭＥＲＳに対する不安や関心が、一段と高まっています。NHK News web.,2015年6月16日


ＭＥＲＳ（２） 韓国なぜ拡大

矢野尚平記者

韓国で僅か数週間の間に、急速に感染が拡大した「ＭＥＲＳコロナウイルス」。終息の見通しがたたず、不安が広がる中、韓国を訪れる観光客が大きく減少するなど経済や暮らしにも影響が広がっています。なぜ、今回、韓国で感染が拡大したのでしょうか。ソウル支局の矢野尚平記者が解説します。NHK News web.,2015年6月16日

韓国MERS感染 韓国で監視対象となっていた6人が日本に入国

菅官房長官は、18日午後の記者会見で、MERSコロナウイルスについて、韓国で監視対象となっていたあわせて6人が、日本に入国していたことを明らかにした。
菅官房長官は「合計6名、日本人3名、韓国人3名が健康監視下に置かれていたと」と述べ、日本人3人、韓国人3人のあわせて6人が韓国で監視対象となり、日本に入国していたことを明らかにした。
また菅官房長官は、このうち4人は、すでに健康監視の対象期間が過ぎていて、残りの2人は、現時点で発症に至っていないと説明した。 FNNニュース　2015/06/19

移植細胞注入するより表面に置く「表面移植法」が効果的－京大が聴覚機能改善に新手法

　京都大学大学院医学研究科の関谷徹治研究生らは、硬い組織である瘢痕（はんこん）化した中枢神経内部に移植細胞を注入するより、組織の表面に細胞を置く「表面移植法」が聴覚機能改善に効果があることを、ラットを使った実験で見いだした。聴覚のほか、脊髄損傷や神経変性疾患などの疾患に適用できる可能性がある。日刊工業新聞　2015年06月18日