バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

細胞接着・伸展タンパク質

2008年01月01日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-166770 出願日 : 2006年6月16日
公開番号 : 特許公開2007-332082 公開日 : 2007年12月27日
出願人 : 学校法人慶應義塾 発明者 : 向井 邦晃 外1名

発明の名称 : 細胞接着・伸展タンパク質

【課題】細胞接着・伸展タンパク質と、それを用いた細胞の接着・伸展方法の提供。
【解決手段】副腎皮質帯状因子-1(AZ-1)等と呼ばれる、以下の(a)又は(b)のタンパク質を含む、細胞接着及び/又は伸展用組成物。(a)特定のアミノ酸配列を含むタンパク質(b)上記アミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入若しくは付加されたアミノ酸配列を含み、かつ細胞接着及び/又は伸展活性を有するタンパク質及び、これとフィブロネクチンを用いて、平滑筋細胞または血管内皮細胞を培養する、細胞の接着・伸展方法。


HCVの治療剤又は予防剤

2008年01月01日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-167871 出願日 : 2006年6月16日
公開番号 : 特許公開2007-332103 公開日 : 2007年12月27日
出願人 : 国立大学法人広島大学 発明者 : 大段 秀樹 外5名

発明の名称 : HCVの治療剤又は予防剤

【課題】肝移植後のHCV感染の再発防止に関する有効な技術を提供する。
【解決手段】C型肝炎(HCV)感染の再発防止のために、肝臓由来のNK細胞に抗CD81抗体を含有する組成物、又は、NK細胞活性化剤であるIL-2等を用いて活性化処理したNK細胞含有する組成物、または、それらの組み合わせである。さらに、本発明の治療剤又は予防剤を抗CD3抗体で前処理することにより得られた組成物である。

バチルス属細菌の殺菌方法又は溶菌方法とその利用

2008年01月01日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2006-289324 出願日 : 2006年10月25日
公開番号 : 特許公開2007-332128 公開日 : 2007年12月27日
出願人 : 独立行政法人海洋研究開発機構 発明者 : 張 慧敏 外3名

発明の名称 : バチルス属細菌の殺菌方法又は溶菌方法とその利用

【課題】バチルス属細菌に対して優れた殺菌作用、溶菌作用を有し、かつ人体に対して安全性の高い物質を用いたバチルス属細菌の殺菌方法、溶菌方法と、これを利用した殺菌剤、溶菌剤を提供すること。
【解決手段】本発明は、バチルス属細菌又はその近縁種の細菌に対して、α-サイクロデキストリン又はメチル化β-サイクロデキストリンを水性溶媒に溶解させた溶液を作用させることを特徴とするバチルス属細菌又はその近縁種の細菌の殺菌方法、溶菌方法と、これらの細菌に対する新しいタイプの殺菌剤、抗菌剤又は溶菌剤およびこの性質を利用する種々の用途に関する発明である。

マイコバクテリア感染症に対するワクチン

2008年01月01日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2007-190620 出願日 : 2007年7月23日
公開番号 : 特許公開2007-332149 公開日 : 2007年12月27日
出願人 : メディカル リサーチ カウンシル 発明者 : ローリー,ダグラス,ブルース

発明の名称 : マイコバクテリア感染症に対するワクチン

【課題】結核又は癩病のようなマイコバクテリア感染症に対するワクチンとして、マイコバクテリアストレスタンパク質もしくはプロリンリッチ抗原または抗原として有効なそれらの断片をコードするコード配列を含む、ネイキッド核酸構築物の提供。
【解決手段】マイコバクテリアストレスタンパク質もしくはプロリンリッチ抗原または抗原として有効なそれらの断片をコードするコード配列であって、哺乳動物宿主細胞中でそのコード配列を発現できるプロモーターに機能可能なように結合されたコード配列を含むネイキッド核酸構築物の、マイコバクテリア感染症に対するワクチンとして使用するための薬剤の製造における使用。

モノクローナル抗体5c8が特異的に結合するタンパク質

2008年01月01日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2007-191591 出願日 : 2007年7月24日
公開番号 : 特許公開2007-332150 公開日 : 2007年12月27日
出願人 : ザ・トラスティーズ・オブ・コランビア・ユニバーシティー・イン・ザ・シティー・オブ・ニューヨーク 発明者 : セス・レダーマン 外2名

発明の名称 : モノクローナル抗体5c8が特異的に結合するタンパク質

【課題】ATCC受付番号HB10916のハイブリドーマによって産生されるモノクローナル抗体を提供する。
【解決手段】ATCC受付番号HB10916のハイブリドーマによって産生されるモノクローナル抗体5c8により特異的に認識されるタンパク質に結合することが可能なモノクローナル抗体。ATCC受付番号HB10916のハイブリドーマによって産生されるモノクローナル抗体5c8により特異的に認識される単離タンパク質。ATCC受付番号HB10916のハイブリドーマによって産生されるモノクローナル抗体5c8により特異的に認識されるタンパク質をコードする単離核酸分子。この発明はまたB細胞に接触依存性ヘルパー機能を本質的に付与し得るD1.1と呼ばれるATCC受付番号CRL10915のヒトCD4-T細胞白血病細胞。

HIVgp120の加水分解を触媒する組成物および方法

2008年01月01日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-193476 出願日 : 2007年7月25日
公開番号 : 特許公開2007-332151 公開日 : 2007年12月27日
出願人 : ユニバーシティ・オブ・ネブラスカ・ボード・オブ・リージェンツ 発明者 : サドヒル・ポール 外1名

発明の名称 : HIVgp120の加水分解を触媒する組成物および方法

【課題】今日までに利用可能なHIV感染症の治療は、疾病の潜伏期間を延長させるためのウイルス複製の阻害に指向されているのに対して、AIDS患者に使用して体内のHIVおよび可溶性gp120のレベルを低下させ得る方法および組成物を提供する。
【解決手段】gp120を不活性サブフラグメントに効率的に切断する、患者の血清から単離した加水分解性抗-gp120抗体およびL鎖抗体コンポーネント(component)を含む、gp120の加水分解を仲介(mediate)する触媒性抗体および抗体コンポーネントの単離方法および精製方法。

異種抗体を産生することができるトランスジェニック非ヒト動物

2008年01月01日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2007-198202 出願日 : 2007年7月30日
公開番号 : 特許公開2007-332152 公開日 : 2007年12月27日
出願人 : ジェンファーム インターナショナル,インコーポレイティド 発明者 : ニルス ロンバーグ 外1名

発明の名称 : 異種抗体を産生することができるトランスジェニック非ヒト動物

【課題】異種抗体を産生することができるトランスジェニック非ヒト動物を用いて免疫グロブリンを得ること。
【解決手段】下記工程を含むヒト配列免疫グロブリンポリペプチドを作る方法、(A)トランスジェニックマウスを得ること(B)該トランスジェニックマウスを所定の抗原により免疫化すること、(C)再配列されたトランスジェンの可変領域の少なくとも一部をエンコードする核酸を単離しかつ配列決定し、そして該再配列されたトランスジェンの配列決定された部分によりエンコードされる免疫グロブリンポリペプチドのアミノ酸配列を決定すること、(D)第2の免疫グロブリンポリペプチドをエンコードする人工的遺伝子を作ること、(E)該人工的遺伝子を転写プロモーター配列に結合すること、そして(F)該人工的遺伝子を細胞内へ導入すること、これによりヒト配列免疫グロブリンポリペプチドが作られる。


細胞電気生理センサおよびそれを用いた細胞電気生理現象の測定方法

2008年01月01日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-165862 出願日 : 2006年6月15日
公開番号 : 特許公開2007-333571 公開日 : 2007年12月27日
出願人 : 松下電器産業株式会社 発明者 : 中谷 将也 外4名

発明の名称 : 細胞電気生理センサおよびそれを用いた細胞電気生理現象の測定方法

【課題】平板の貫通孔に細胞を保持密着させるため、平板の下方側より吸引する手段が用いられるが、気泡が存在していると高精度な減圧制御に支障をきたすという課題を有していた。
【解決手段】第一の貫通孔5を有したウエル1と、このウエル1の下方に当接した第二の貫通孔6を有した保持プレート2と、この保持プレート2の下方に両端に液体の流入口9と流出口10を備えた第一の溝13を有した流路プレート3を当接し、第二の貫通孔6の内部に第三の貫通孔7を有した薄板4を当接した細胞電気生理センサであって、第二の貫通孔6に連通し、第二の貫通孔6と流出口10との間の保持プレート2の一部に第一の突起部8を設けた構成とする。

出願番号 : 特許出願2006-165861 出願日 : 2006年6月15日
公開番号 : 特許公開2007-333570 公開日 : 2007年12月27日
出願人 : 松下電器産業株式会社 発明者 : 中谷 将也 外4名

発明の名称 : 細胞電気生理センサおよびそれを用いた細胞電気生理現象の測定方法

【課題】平板の内部に形成した穴に細胞を確実に保持密着させるため、平板の下方側より吸引する手段が用いられるが、吸引される密閉空間に気泡が存在していると、吸引によって下方空間を減圧しても気泡が膨張してしまい、高精度な減圧制御に支障をきたすという課題を有していた。
【解決手段】曲面または平面からなる壁面によって囲まれたウエル1と、第二の貫通孔6を有した保持プレート2と、第三の貫通孔7を有した薄板4を備えたセンサチップと、第一の溝13を有した流路プレート3とからなる被検体細胞の電気生理現象を測定する細胞電気生理センサであって、前記保持プレート2の前記第二の貫通孔6に連通して第一の突起8を形成している。


出願番号 : 特許出願2006-165860 出願日 : 2006年6月15日
公開番号 : 特許公開2007-333569 公開日 : 2007年12月27日
出願人 : 松下電器産業株式会社 発明者 : 中谷 将也 外4名

発明の名称 : 細胞電気生理センサおよびそれを用いた細胞電気生理現象の測定方法

【課題】平板の貫通孔に細胞を保持密着させるため、平板の下方側より吸引する手段が用いられるが、気泡が存在していると高精度な減圧制御に支障をきたすという課題を有していた。
【解決手段】第一の貫通孔5を有したウエル1と、このウエル1の下方に当接した第二の貫通孔6を有した保持プレート2と、この保持プレート2の下方に液体の流入口9と流出口10を両端に備えるとともに第一の溝11を有した流路プレート3を当接し、第二の貫通孔6の内部に第三の貫通孔7を有した薄板4を当接した細胞電気生理センサであって、第二の貫通孔6に連通し、液体の流れる方向に沿って保持プレート2の一部に第二の溝12を設けた構成とする。

表面プラズモン共鳴バイオセンサと、細胞応答測定装置及び測定方法

2008年01月01日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-167006 出願日 : 2006年6月16日
公開番号 : 特許公開2007-333612 公開日 : 2007年12月27日
出願人 : 株式会社モリテックス 発明者 : 齋 藤 敦 外1名

発明の名称 : 表面プラズモン共鳴バイオセンサと、細胞応答測定装置及び測定方法

【課題】
細胞数の違いによる細胞応答のばらつきをなくし、測定精度を向上させる。
【解決手段】
プリズム(2)の反射面(3)に形成された金属薄膜(3b)上に細胞を培養させた測定流路(F2~F6)と、検査対象となる細胞が付着されていない細胞数特定用参照流路(F0)とを備えたSPRバイオセンサ(1)を用い、刺激物質を含まないランニング溶液を送液したときの各測定流路(F2~F6)の共鳴角と細胞数特定用参照流路(F0)の共鳴角との差に基づき、各測定流路(F2~F6)に付着している細胞数を算出した後、各測定流路(F2~F6)に刺激物質を含むサンプル溶液を送液する前後における共鳴角変化量を測定し、その変化量と先に求めた細胞数とに基づき、刺激物質に対する細胞単位個数当たりの共鳴角変化量を単位細胞共鳴角として算出するようにした。


細胞内蛋白質抗原および血清中の特異的細胞内蛋白質抗原に対する抗体の存在を同定するための方法

2008年01月01日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2007-194258 出願日 : 2007年7月26日
公開番号 : 特許公開2007-333744 公開日 : 2007年12月27日
出願人 : ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ ミシガン 発明者 : ハナシュ、サミル、エム 外3名

発明の名称 : 細胞内蛋白質抗原および血清中の特異的細胞内蛋白質抗原に対する抗体の存在を同定するための方法

【課題】本発明は、癌患者あるいは癌のリスクのある患者が自己抗体を産生する可能性のある細胞性蛋白質抗原を同定するための方法に関するものである。
【解決手段】本発明の方法は、二次元ゲル電気泳動の後、ウェスタンブロット分析を行なって細胞性蛋白質抗原を同定するために患者から採取した血清を使用することを含む。このような蛋白質抗原を同定することにより、疾患のスクリーニング、診断および予後のために利用できる新しいマーカーが得られる。本発明はまた、特異的な蛋白質抗原に対する抗体をもつ可能性のある被験者からの血清中でそのような抗体の存在を検出するために開発されたイムノアッセイにおいて同定した蛋白質抗原を使用することも提供するものである。本発明はさらに、同定した蛋白質抗原を発現する患者において免疫反応を促進するためにこのような蛋白質抗原をイムノゲンとして使用することにも関連する。本発明は、肺癌患者から採取した血清中で、腫瘍特異抗原に対して反応性を有する循環自己抗体の量の増加が認められた、という例により実証される。また、神経芽細胞腫患者の血清中で、数種の特異的β-チューブリンイソフォームに対して反応性を有する循環自己抗体の量の増加が認められた。