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バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

自然免疫分子 TRIF が難病 ALS の神経保護の鍵となる

2018年04月11日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
〜異常グリア細胞を取り除く新規治療法の開発に期待〜

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.04.06
科学技術振興機構 名古屋大学 日本医療研究開発機構

名古屋大学環境医学研究所(所長:山中 宏二)(医学系研究科(研究科長:門松 健治)協力講座)の小峯 起(こみね おきる)助教、山中 宏二(やまなか こうじ)教授らの研究グループは、神経難病 ALS(筋萎縮性側索硬化症)モデルマウス※1を用いた研究により、自然免疫※2分子 TRIF が、異常化したグリア細胞※3を取り除き、神経保護機能を持つことを発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/69581

神経変性および神経炎症の治療

2018年04月03日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
出願人: バイオジェン・アイデック・エムエイ・インコーポレイテッド
発明者: ルカシェブ, マトベイ

出願 2012-508485 (2010/04/29) 公開 2012-525385 (2012/10/22)

【要約】神経変性および神経炎症のうちの少なくとも1つによって特徴づけられる病状を有する対象を治療する方法を提供する。増加したアストログリオーシスによって特徴づけられる病状を有する対象において、アストログリオーシスを減少させる方法も提供する。それを必要としている対象に、神経保護を提供する方法も提供する。本発明は、神経変性および神経炎症から選択される少なくとも1つの症状によって特徴づけられる病状を有する対象を治療する方法であって、治療有効量の式Iの少なくとも1つの化合物またはその薬学的に許容される塩を前記対象に投与することを含む。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2012525385/

脳性麻痺発症仔の作製方法

2018年04月03日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
出願人: 国立大学法人東北大学
発明者: 木村 芳孝, 伊藤 拓哉, 船本 健一, 早瀬 敏幸

出願 2009-176683 (2009/07/29) 公開 2011-030430 (2011/02/17)

【要約】【課題】脳性麻痺の効果的な予防法の開発には、その発症機序の解明が必須であり、そのためには当該発症機序を模倣したモデル動物が必要である。そこで、脳性麻痺発症モデル動物の効率的かつ安定した作製方法を開発し、それを提供する。【解決手段】低栄養状態に置いた雌個体の胎仔における循環動態をモニタリングしながら虚血、再灌流による低酸素付加処理を施すことによって脳性麻痺発症仔を高効率で、かつ案適して作製することのできる方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2011030430/

脳性麻痺に酷似する遺伝性疾患の一群を特定

2018年04月03日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
脳性麻痺に酷似する遺伝性疾患の一群を特定 ―妊娠週数と頭部画像検査が精密医療実現への鍵となるか―

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.04.03
東北大学 宮城県立こども病院 日本医療研究開発機構

東北大学大学院医学系研究科小児病態学分野の呉 繁夫(くれ しげお)教授、竹澤 祐介(たけざわ ゆうすけ)医師、東北大学病院小児科の菊池 敦生(きくち あつお)助教、宮城県立こども病院の萩野谷 和裕(はぎのや かずひろ)副院長らの研究グループは、原因不明の脳性麻痺と診断された患者(脳性麻痺様患者)のうち、脳の画像所見に特に異常がなく満期産で出生した患者群において、神経発達疾患をひきおこすとされる遺伝子変異を約半数(17名中9名)に特定しました。
https://research-er.jp/articles/view/69475

緑内障、症状が出た時には視神経の半分死滅

2018年04月03日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛

自覚症状前の早期発見が鍵

時事メディカル.,2018/03/25

 緑内障は、さまざまな原因で視神経が障害を受け視野が狭くなる病気で、失明に至ることもある。基本的な事を知らない人は、意外に多いようだ。名古屋市立大学病院長で同大大学院医学研究科視覚科学教授の小椋祐一郎氏は「恐ろしいのは、自覚症状が出た時には視神経の半分以上が死んでいることだ」と警鐘を鳴らす。
https://medical.jiji.com/topics/531

難治である神経変性疾患発症の自覚前に バイオマーカーで病態進行を解明!

2018年03月31日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛

プレスリリース 掲載日:2018.03.29
名古屋大学


名古屋大学大学院医学系研究科(研究科長・門松 健治)神経内科学の勝野 雅央(かつの まさひさ)教授、神経変性・認知症制御研究部門の祖父江 元(そぶえ げん)特任教授、名古屋大学医学部附属病院(病院長・石黒 直樹)神経内科学の土方 靖浩(ひじかた やすひろ)医員(筆頭著者)、橋詰 淳(はしづめ あつし)医員らの研究グループは、難治神経変性疾患※1のひとつである球脊髄性筋萎縮症(SBMA)※2について、患者が症状を自覚する前から病態が進行していることを、生物学的指標(バイオマーカー)※3の解析によって明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/69317

アミロイドβ関連の疾患用医薬及びそのスクリーニング

2018年03月28日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
出願人: 国立大学法人北海道大学
発明者: 湯山 耕平, 五十嵐 靖之, 光武 進, 吉田 哲也

出願 JP2012006545 (2012/10/12) 公開 WO2013054534 (2013/04/18)

【要約】アミロイドβに関連する状態、障害又は疾患を治療又は予防するための医薬を提供することに関する。アミロイドβに関連する疾患の処置又は予防のための医薬のスクリーニング方法であって、A)1)エクソソーム、2)中性スフィンゴミエリナーゼ2(N−SMase2)、及び 3)スフィンゴミエリン合成酵素2(SMS2)からなる群より選択される少なくとも1つの要素と該医薬の候補とを相互作用しうる状態に供する工程;及びB)該医薬の候補の、該要素に対する影響を調べる工程を包含し、該要素の少なくとも1つを該候補が該医薬であるかどうかの指標とする、方法が提供される。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2013054534/

摂食行動を制御する脳内神経システム

2018年03月24日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛

脳研究による食品機能性の理解

中島 健一朗
生物と化学 Vol.56 No.4 Page. 255 - 261

食と健康の関係が注目される現在,食品は味や匂いなどの「感覚」・「栄養」・「生体調節」の3つの機能を兼ね備えることが知られるようになった.また,神経科学研究の進展により,摂食行動は嗜好性と恒常性(体の状態を一定に保つ性質)により制御されることがわかってきた.食品機能のうち,「感覚」は前者にかかわるのに対し,「栄養」や「生体調節」は後者にかかわる.これら2つの仕組みは食事の際に同時に働くが,食品研究と神経研究の分野間には隔たりがあり,食品機能性と摂食制御の関係の把握は困難である.本稿では,食の嗜好性と恒常性のセンシング機構を説明するとともに,今後,食品研究を行ううえでも重要になると思われるトピックについて述べる.
https://katosei.jsbba.or.jp/index.php?aid=963&back_bn_show=136&bt=on

肥満や高脂血症、食生活・運動習慣がうつ病と関連

2018年03月19日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
肥満や高脂血症、食生活・運動習慣がうつ病と関連 ~11,876人を対象とした大規模ウエッブ調査で明らかに~
プレスリリース 掲載日:2018.03.19
国立精神・神経医療研究センター

国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(NCNP、東京都小平市、理事長:水澤英洋)神経研究所(所長:武田伸一)疾病研究第三部 功刀浩 部長および秀瀬真輔 医師、株式会社ジーンクエストの齋藤憲司 研究員らのグループは、うつ病と体格、メタボリック症候群、生活習慣が関連することを、11,876人の日本人が参加した大規模ウェブ調査で明らかにしました。 

https://research-er.jp/articles/view/69009

脳内のアミロイドβの量を減少させる光触媒を開発

2018年03月16日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
~触媒反応によるアルツハイマー病治療の実現に一歩前進~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.03.16
科学技術振興機構

JST 戦略的創造研究推進事業において、東京大学 大学院薬学系研究科 金井 求 教授、ERATO 金井触媒分子生命プロジェクト 相馬 洋平 グループリーダー(講師相当)、東京大学 大学院薬学系研究科 富田 泰輔 教授らの研究グループは、近赤外光の照射によりマウス脳内のアミロイドβペプチド(Αβ)の凝集注1)体を減少させる光触媒注2)の開発に成功しました。
https://research-er.jp/articles/view/68919