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バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

組織の膨潤および透明化を利用しマウス脳内の全細胞を解析

2018年03月09日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
1細胞解像度を有する点描脳アトラスの創出
  ~ 組織の膨潤および透明化を利用しマウス脳内の全細胞を解析 ~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.03.09
東京大学 日本医療研究開発機構

東京大学大学院医学系研究科機能生物学専攻薬理学講座システムズ薬理学分野の上田泰己教授(同大学ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN)及び理化学研究所生命システム研究センター兼任)と村上達哉日本学術振興会特別研究員らの共同研究グループは、新しい全脳膨潤・透明化手法「CUBIC-X」を開発することで、マウス脳の全ての細胞を詳細に観察することを可能とするイメージング技術を確立し、全脳全細胞解析を行うことにより、1細胞解像度でマウスの全脳アトラス(地図)を創出しました。
https://research-er.jp/articles/view/68670

側頭葉てんかんの新たな発症メカニズムを解明

2018年03月02日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
側頭葉てんかんの新たな発症メカニズムを解明 -脳病巣内の異常神経活動を摘出組織で可視化することに成功-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.03.02
新潟大学

新潟大学脳研究所病理学分野の北浦弘樹助教らの研究グループは、国立病院機構西新潟中央病院脳神経外科および新潟大学脳研究所脳神経外科学分野と共同で、てんかん患者の方の脳神経外科手術で摘出された手術標本から生体外で異常な神経活動を捉えることに成功し、その発症メカニズムを新たに明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/68441

脳の深部を非侵襲的に観察できる人工生物発光システムAkaBLI

2018年02月19日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
―霊長類動物にも適用可能、高次脳機能のリアルタイム可視化への応用-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.19
理化学研究所 日本医療研究開発機構

理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター細胞機能探索技術開発チームの宮脇敦史チームリーダー(光量子工学研究領域生命光学技術研究チーム チームリーダー)と岩野智基礎科学特別研究員らの共同研究グループは、ホタルが産生する化合物(基質)とタンパク質(酵素)をベースに新規の人工生物発光システムAkaBLIを開発し、生きた動物個体深部からのシグナル検出能を飛躍的に向上させました。
https://research-er.jp/articles/view/68031


神経前駆細胞を正常に保つ仕組みを解明

2018年02月15日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
神経前駆細胞を正常に保つ仕組みを解明 -生まれつきの障害を持つ CHARGE 症候群の治療につながる成果-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.14
慶應義塾大学

慶應義塾大学医学部生理学教室の岡野栄之教授、神山淳准教授らを中心とする研究グループは、感覚器障害などの症状が現れる CHARGE 症候群(注 1)の原因遺伝子である CHD7の機能を解析し、CHD7 がヒト中枢神経系に存在する神経前駆細胞の正常な性質を維持する遺伝子群を制御していることを明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/67873

睡眠中に脳回路がクールダウンされる仕組みを解明

2018年02月12日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
睡眠中に脳回路がクールダウンされる仕組みを解明 「生物はなぜ眠るのか」という生命科学最大の謎の一つに迫る

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.09
理化学研究所 東京大学 日本医療研究開発機構

海馬から発生する「sharp wave ripple(以下、SWR)」という脳波が、睡眠中にシナプスの繋がり度合いを弱めていることを突き止めました。この現象は、眠る直前に学習した情報をコードするニューロン群では生じませんでした。つまり SWR は、必要な情報を確保しながら、不要なシナプスを弱めることで、記憶キャパシティを確保することが明らかになりました。

https://research-er.jp/articles/view/67767

疼痛治療、急がれる体制整備 =間違った情報、多大な経済損失―北原雅樹医師

2018年02月11日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛

 仕事のパフォーマンスが上がらない、家事や身の回りのことも思うようにできないなど、痛みに伴う悩みを抱えている人は多い。超高齢社会に突入した日本にとって、その経済的損失は計り知れない。国内で痛みの治療はどのように行われているのか。横浜市立大学付属市民総合医療センターペインクリニックの北原雅樹医師に聞いた。
https://medical.jiji.com/topics/381?page=1

発達期のシナプス刈り込みを調節する分子を発見

2018年02月03日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
―前頭側頭型認知症の関連遺伝子グラニュリンの新たな機能の解明―

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.02
東京大学 日本医療研究開発機構

東京大学大学院医学系研究科機能生物学専攻神経生理学分野の上阪直史助教と狩野方伸教授らの研究グループは、発達期の小脳において、前頭側頭型認知症(注1)の関連遺伝子グラニュリン(注2)がシナプス刈り込みを調節することを発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/67544

神経細胞の脳内の位置を決定するしくみ

2018年01月19日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.01.19
名古屋市立大学 生理学研究所

 名古屋市立大学大学院医学研究科の澤本和延教授(生理学研究所客員教授)と澤田雅人助教らは、名古屋市立大学大学院薬学研究科、生理学研究所、自治医科大学、米国シンシナティ子供病院の研究者と共同で、脳内を移動するニューロンが正しい位置で停止して成熟する新しいメカニズムを解明しました。

https://research-er.jp/articles/view/67110

「炭水化物が食べたい」に関係する神経細胞を特定

2018年01月17日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛

 白いご飯や砂糖が多いお菓子など炭水化物を食べたくなるのは、ある神経細胞が影響している。そんな研究成果を生理学研究所(愛知県岡崎市)などが、17日付の米科学誌セルリポーツで発表した。この神経細胞はストレスを受けると活性化するという。朝日新聞デジタル 2018年1月17日

他者の空間位置を認識する仕組みを発見

2018年01月16日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
他者の空間位置を認識する仕組みを発見-海馬の場所細胞は自己と他者の場所を同時に表現する-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.01.16
理化学研究所

理化学研究所(理研)脳科学総合研究センターシステム神経生理学研究チームの藤澤茂義チームリーダー、檀上輝子基礎科学特別研究員と神経適応理論研究チームの豊泉太郎チームリーダーらの共同研究チームは、自己と他者が空間のどこの場所にいるのかを認識する仕組みを、ラットの脳の海馬[1]における神経細胞の活動を記録することで明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/66976