私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

シロメバル : 竿納めの4尾

2017-12-29 20:38:52 | 海釣り
2017年12月29日(金)

シロメバルである。


予報は晴れ。
片付けもそこそこに2時間ほど竿納めに海へ。
2017年は1月6日のチャガラではじまった。
「じゃ、チャガラで締めくくろ。写真撮り直したいし・・・」
で、サヨリ用の小さなアミエビパック200円と予備用のゴカイ100円買って・・・

行きつけの漁港へ。


「あかん。干潮やないの。チャガラが浮いとるトコまで竿届かんっ」
潮も調べず出かけるとこうなる。
「ま、なんか釣れるかもしれんし・・・」
・・・ピクリともしない。
移動して、右の写真のトコへ。
まったく釣れない。
ここのところ何回も続いてボーズなのである。
ブログに書けないほどのボーズなのである。

「椿、咲いとるよ。写真でも撮ったら?」

かみさん、もう水彩画へ換えなさいと言わんばかりの表情をしとる。
もう帰りたいのである。

一向に晴れ間は見えぬまま・・・
「このままボーズじゃ締めくくれんじゃろ」と、もう1つ浮き桟橋へ。


どこも釣り人は1人か2人いた。
でも、ココはゼロ。
もうあきらめつつ水中を覗く。

「メバルが泳いどるぞ。竿出してみるわ」
「ええよ。私は岸壁でナマコ釣っとる人ら見てくるけん」

サヨリ用のアミエビ1尾をつけて、潮に流す・・・普通こんなんじゃ釣れない。
釣れないことは何度も痛い目に遭って、知っている・・・
あれっ?
ゆっくりタナゴウキモドキが沈む。

「釣ったどお~っ!」 かみさんのとこへ誇らしげに走る。
「ほいじゃ私もやろうかね」

「ホレッ! 釣れたあ~っ!」


2匹ずつ釣ったところで寒さに負けて竿納め。
なんせ、サビキコマセサイズのアミエビをハリにつけるのが大変で大変で・・・

ま、釣れたしね。
仲良く2匹ずつニコニコ引き分けだしね。
何といっても1月11日に釣ったシロメバルの画像よりもしっかりしたもんを撮ったしね。

比べると初めてシロメバルを釣った1月11日がコレ。

今日12月29日がコレ。

少しはカメラの腕もあがった1年間だったのかもしれないね。

よいお年を・・・(まだ流行魚大賞:純淡水魚部門が残っちょるのにっ!)

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2017年 流行魚大賞④ : 周縁魚部門

2017-12-29 09:59:23 | 魚全般
2017年12月29日(金)

いよいよ2017年の流行魚大賞:周縁魚部門の発表である。
見直すと、2016年のはよく釣れる割に地味で平凡な連中である。
第3位のヒイラギくんなんか漢字で書くと「柊」。
魚へんのグループからもはずされとるもん。

今年は、ちいと気合を入れて・・・・・・

第3位 サラサカジカくん

5月に80種目として釣った。

特になんていうこともなく釣ったのだが・・・
長いこと「アヤアナハゼ」と間違えていて・・・
失礼なことをしてしまったので第3位。

第2位 ナベカくん

6月に96種目として釣った。
釣るのはとっても難しかった。
85cmのまめタナゴ用の竿と仕掛けを取り出して・・・

釣り上げたときは「打倒せりっ! 阪神タイガース」と思ったもんね。
ただ、ナベカくんは、その小ささ・愛らしさ・キレイさで、ファンに夢や希望を感じさせてくれる。
一方、阪神タイガースは、大体いつもファンに現実と失望を感じさせてくれる、という違いはある。

しかも、釣り上げてもしぶとく噛みついてくるし・・・、
イソギンポ属「かみつき4兄弟」の次男坊じゃもんなあ。

第1位 シロチチブくん

6月に93種目としてかみさんが釣った唯一のもの。

ダントツの第1位なのである。
未だにライフサイクルがよくわかっとらんチチブ属の1種なのである。
産卵期に河口干潟にやって来ることは確かだけど、
その採取記録もあんまり報告されてないのである。

そんなん広い海で釣るか?
同属のアカオビシマハゼがたっくさんおる中で釣るか?
よりによってかみさんの方が釣るか?

コイツもやや夕焼け色になっとるのは、私が無意味な粘り腰だったせいである。
こういう地味であまりお目にかかれない魚ってのが、一番のお気に入り。

さてと、
年納めの海釣りへと出かけるかね。

 
コメント (4)
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2017年 流行魚大賞④ : 周縁魚昨年部門

2017-12-29 09:01:56 | 魚全般
2017年12月29日(金)

昨日で仕事納め。
のんびり一息つこうと思いつつ・・・
2017年 流行魚大賞なんてのをノリで部門別に始めたもんだから
あと、周縁魚と純淡水魚の部門が残っちょる。

ボーッとしとると、2018年がやってくる。
思えば、地球滅亡の危機が叫ばれた「ノストラダムスの大予言」の年も、
コンピーター管理の危機が叫ばれた「2000年問題」の年も、
ボーッと過ごしてたような気がする。

さておき、発表じゃ。

番外(2016年)編 第3位 ヒイラギくん

26種目として11月に釣った。
河口干潟近辺のどこでも釣れてマハゼ釣りのじゃまをするし、
バケツに入れとくと粘液で泥を巻き込み、撮影できなくするし、
やたらまとわりつくやっかいなヤツなのだが・・・

これが、友にほめられた最初で最後の魚の画像だからである。
わざわざメールで「写真がほしい」なんて・・・
長い付き合いで、望外の出来事だったのだ。

番外(2016年)編 第2位 ネズミゴチくん

36種目として12月に釣った。
コイツのいるネズッポ属は、よく似たヤツが多くて・・・
調べるのに手間取らせる。
撮影しようとしても
肝心の背ビレをすぐたたむし、平たいし・・・
この写真も何十枚撮った中の1枚。

番外(2016年)編 第1位 シマイサキくん

27種目として11月にかみさんが釣った。
今日に至るまで、後にも先にもこの1匹。
この日も自分で釣ろうと夕暮れどきまで粘り粘って・・・
夕焼け色に染まっちゃった1枚なのである。
シマイサキくんにもかみさんにも悪いことをしてしまったので、
昨年の1位にしておこう。

長くなった。ひとまずここまで。
コメント (2)
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