私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

怪魚って何だ?:ひとりよがり的見解①

2017-12-07 18:40:05 | 魚全般
2017年12月7日(木)

昨夜、BS系列の某TVの「世界怪魚行」なる2時間番組を見た。

カナダのシロチョウザメ、オーストラリアのバラマンディを、
芸能人が現地ガイドとともに船に乗り、釣るという内容だった。

正体も名前も釣り方もすでにお膳立てされてるのに、怪魚って何なんだ?

一応ネットで確かめてみた。
① あやしい魚。 (このあやしいってのは何だ?)
② 一般的な大きさではない魚。 (極端に小さくてもいいのか?)
③ 突然変異などで化け物のように巨大化した魚。 (私が釣った巨大ウロハゼも怪魚?)

と、ついつい逆らいたくなるのである。

私にとっての怪魚の定義を書く。

怪魚とは、一部例外を除き、「人類史上未知なる魚」のことである。

先に例外を挙げておく。
これまでタナゴ竿で釣った140種の中で、
唯一88種目として釣ったイダテンギンポだけが怪魚に相当するのである。




理由は「怪我をさせられた魚」だからである。
「 」内を縮めると怪魚になるというダジャレだぞ。

さて、本題に戻る。

①のあやしいかどうかは、あくまで主体の問題である。
魚類はおよそ4万種類が知られてる。
セキツイ動物の中で最大の種類数を含む大きなグループだ。
飛ぶヤツ・おぼれるヤツ・歩くヤツ・しびれるヤツ・光るヤツ・でっかいヤツ・・・・・
実にさまざまだ。
「ワッ! あやしい魚だあ~っ!」なんてのは、見ている側が知らないダケのことじゃないのかなあ。
もちろん私だって名前を知らない魚は山のようにいる。
いるケド、あやしい魚だとは思わない。

見知らぬ民族の人を目の前にして「怪人じゃあ~っ!」と普通言わんわな。
それと同じ。

「名もなき花が咲いてる」と書く詩人が、実に自分勝手な思考であるのに対し、
                (名もなき花なんてのは新種なのか? 知らんダケでしょ?)
「名も知らぬ花が咲いてる」と書く詩人が、如何に謙虚であることか。
それと同じ。

②③が想像を超える巨大な魚を指すのであれば、
ジンベエザメの立場はどうなるというのだ?

やはり、怪魚という呼び方は実に失礼だと思うのである。

それらを解決すべき良い方法がある。
空には、未確認飛行物体( unidentified flying object )という表現があるではないか。
怪魚と呼ばずに「未確認遊泳物体」( unidentified swimming object )と呼ぶことを提唱するのである。
略してUSO。

ぜひ、見知らぬ魚に出会ったら大きな声で叫ぶといい。
「変わったもんが泳いどるどお~っ!」
「ウソ(USO)じゃあ~っ!」

確実に友人を失うことを覚悟で。 (すんませんな。またフザケました)







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする