2018年9月8日(土)
昨日いつものタナゴ竿・タナゴ仕掛けで釣った小さなマアジ。

幾つもの偶然がウソみたいに積み重なった成果なのである。
・一昨日、旧友が久方ぶりに訪ねてきて、釣りをしたこと。
・昨日、そのとき釣れた小さなマダイの話で、かみさんが釣りに行く気になったこと。

・行ったのはいいが、マダイもあまり釣れず帰ろうとしたとき、熟年夫婦が釣りに来られたこと。
・この2人が突堤の先の外湾でサビキ釣りを始められたこと。

・退屈しのぎに覗きに行ったら・・・なんとマダイやマアジがコマセに群がっとったこと!
「ようけ群れてますね!」
「そんなスズメダイばっかりですよ」
「マアジなんかも混じってるみたいですよ!」
「でも、ほら・・・ねっ! スズメダイばっかりでしょ!」 と奥さん、足元に下した竿をゴボウ抜き。
確かにスズメダイがサビキ仕掛けに鈴なり。
そりゃ、そんなあげ方したらマアジの口、切れるわなあ・・・と思いつつ・・・
「横でちょっとだけやってもいいですか?」 とコマセをカゴに入れてるタイミングで
「いいですよ。でも、スズメダイばかりですよ・・・」 とっても良いお方だなあ。
イソゴカイを小さく小さくつけて・・・干潮の頃合い。
寝そべって腕を思いきし下へ伸ばし、やっと水面に20cmほどエサが届く。
水面下では魚たち、食い気のスイッチ入って狂乱状態。
数秒もかからず食いついてきた。

「やっぱり豆アジいましたよ。いつもこの道具で釣ってるんですケド、マアジは初めてなんです」
「えっ? そんな釣り道具だけでやっとられるんですか?」
「そうなんです。普通に見られる魚でもなかなか釣れないぶん楽しいですから」
と、マアジが弱らないよう急いでかみさんのとこへ戻った。
バケツ持ってってなかったからね。
手を濡らして・・・ソッとはずして撮影記録を・・・

元々コマセをする釣りは好きではないし、やらない。
やたらと海を富栄養化させてると思うし、魚をだましてるような気もするし・・・
ただ、他の人がジャンジャンとコマセを撒くことにケチをつけようとは思わないし・・・
何より他の人の撒いたコマセでちゃっかり釣ろうとする私が一番卑怯者である。
遡上するサケマス類の産卵行動のとき、淡水にとどまっていた小型のオスが隙をねらって放精する。
自らの遺伝子を残そうとするこの行動をスニーカーという。
まさに今回の私はスニーカーなのである。
ともあれ、マアジをタナゴ竿で足元直下で真昼間に釣れるなんて・・・思いもせなんだ。
それもこれも旧友が会いに来てくれたおかげだ。
「マアジなんて・・・いくらでもいるよ」 というステキな海辺にお住まいの方にはどうでもいい話なのだが・・・
書き忘れとった!
この日の魚はすべて持ち帰って、「マアジ記念日」の食卓を少しだけ賑わせてくれた。

左6匹:マダイ
右上 :マアジ
右中央:ホンベラ二次オス
右下 :キュウセンのメス
昨日いつものタナゴ竿・タナゴ仕掛けで釣った小さなマアジ。

幾つもの偶然がウソみたいに積み重なった成果なのである。
・一昨日、旧友が久方ぶりに訪ねてきて、釣りをしたこと。
・昨日、そのとき釣れた小さなマダイの話で、かみさんが釣りに行く気になったこと。

・行ったのはいいが、マダイもあまり釣れず帰ろうとしたとき、熟年夫婦が釣りに来られたこと。
・この2人が突堤の先の外湾でサビキ釣りを始められたこと。

・退屈しのぎに覗きに行ったら・・・なんとマダイやマアジがコマセに群がっとったこと!
「ようけ群れてますね!」
「そんなスズメダイばっかりですよ」
「マアジなんかも混じってるみたいですよ!」
「でも、ほら・・・ねっ! スズメダイばっかりでしょ!」 と奥さん、足元に下した竿をゴボウ抜き。
確かにスズメダイがサビキ仕掛けに鈴なり。
そりゃ、そんなあげ方したらマアジの口、切れるわなあ・・・と思いつつ・・・
「横でちょっとだけやってもいいですか?」 とコマセをカゴに入れてるタイミングで
「いいですよ。でも、スズメダイばかりですよ・・・」 とっても良いお方だなあ。
イソゴカイを小さく小さくつけて・・・干潮の頃合い。
寝そべって腕を思いきし下へ伸ばし、やっと水面に20cmほどエサが届く。
水面下では魚たち、食い気のスイッチ入って狂乱状態。
数秒もかからず食いついてきた。

「やっぱり豆アジいましたよ。いつもこの道具で釣ってるんですケド、マアジは初めてなんです」
「えっ? そんな釣り道具だけでやっとられるんですか?」
「そうなんです。普通に見られる魚でもなかなか釣れないぶん楽しいですから」
と、マアジが弱らないよう急いでかみさんのとこへ戻った。
バケツ持ってってなかったからね。
手を濡らして・・・ソッとはずして撮影記録を・・・

元々コマセをする釣りは好きではないし、やらない。
やたらと海を富栄養化させてると思うし、魚をだましてるような気もするし・・・
ただ、他の人がジャンジャンとコマセを撒くことにケチをつけようとは思わないし・・・
何より他の人の撒いたコマセでちゃっかり釣ろうとする私が一番卑怯者である。
遡上するサケマス類の産卵行動のとき、淡水にとどまっていた小型のオスが隙をねらって放精する。
自らの遺伝子を残そうとするこの行動をスニーカーという。
まさに今回の私はスニーカーなのである。
ともあれ、マアジをタナゴ竿で足元直下で真昼間に釣れるなんて・・・思いもせなんだ。
それもこれも旧友が会いに来てくれたおかげだ。
「マアジなんて・・・いくらでもいるよ」 というステキな海辺にお住まいの方にはどうでもいい話なのだが・・・
書き忘れとった!
この日の魚はすべて持ち帰って、「マアジ記念日」の食卓を少しだけ賑わせてくれた。

左6匹:マダイ
右上 :マアジ
右中央:ホンベラ二次オス
右下 :キュウセンのメス