私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

スーツ姿の旧友を釣り接待

2018-09-07 18:14:04 | 海釣り
2018年9月7日(金)

東海地方から隣県へ出張に来ていた旧友から連絡。
「会えるかな?」
「うん、いつでもいいよ」
「だったら6日の10時に駅でどう?」
「もちろん。迎えに行くよ。釣りにでも行く?」
「行く行く!」

駅で待ってると貫録のあるスーツ姿のオッサンが近づいてくる。
目の前に来るまで気付かないくらい立派になられとる。
腹部に形成層でもつくったんかい? と聞きたくなるほどだ。

その旧友がわざわざ有休をとって帰りを遅らせてくれたのだ。
接待しなきゃ・・・

「どこ行きたい? 今どこ行ってもダメやケド・・・」
「瀬戸内海らしい風景が見えるとこがいい」

ということで、街はずれの漁港へ。


さっそくタナゴ竿をお貸しして・・・
「わっ! きたあ~っ! あっ外れた・・・
 今のは小さかったからね・・・もっと大きいの呼んどいでって逃がしたんよ」
「ええから、はよ釣りいや。客人が釣らんとワシ釣るわけにはいかんし・・・」

旧友、機を見て敏なのである。(せっかちともいう)
アッチへウロウロ、ソッチへウロウロと竿を出しては・・・小物を途中まで釣っては外してる。


日頃、自らの船を出し、タチウオやカサゴなんかの大物魚と格闘してるのだから
あまりにチャチな釣りにあきれかえっていたのかもしれない。

仕方がないねえ。
とりあえずなんか釣っておかないと・・・
アカオビシマハゼ(左) スジハゼ(右上) ネズミゴチ(右下)を釣ってお見せする。


「ふんっ! こんなちっちゃいの釣っても・・・」
と、旧友 手のひらくらいのマダイを釣り上げた。


「せめてこれくらいのマダイを釣らなきゃね!」と胸を張る。


「マダイは魚の王様だしね」
「はは~っ! 仰せの通りです。参りました」
とはいえ、私はいろんな種類の魚たちを釣りたいと思ってるので
王道の釣り、メジャーの釣りはあまりワクワクしない。

その後も旧友 小さいながらもマダイばかり釣り上げる。


流石なのである。

私はどうにもクロダイどまり。




すっかり昔にタイムスリップしていろんな思い出話もした。
老後の話もした。
働けるうちは仕事に行くとも言っていた。 
昼飯のお好み焼きもおごるつもりが旧友が出すといって一歩もひかなかった。
旧友よ! 改めて尊敬し直したぞ!

と、これくらいヨイショして書いとけばいいのかい?



コメント
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