イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

昔をしのぶ

2009-12-02 19:36:47 | CM

『坂の上の雲』における“生計自立”“自己実現”“興国意識”との、至上の緊密三位一体を見せつけられると、同じNHKでも『ウェルかめ』なんかはゆるくて甘っちょろくてしょうがありませんな。まぁそのゆるさ、ヌルさが朝ドラの心地よさでもあるんですけど。朝ドラ世界では主人公の“自立”が、“家”とも“国”とも切り離されて「夢を持って、夢をかなえる」という表現、概念に尽きているので、どうしたってふわんふわん、ほわんほわんした、おメルヘンなおハナシになるしかない。

家からも国からも自由に、自分の手前勝手な“夢”を追い求めたりあきらめたりすることができるというのは、近代黎明期の人々には望めなかった幸福には違いありませんが、自由も幸福も、ある意味ある角度から見れば、えらくつまらない味気ない、退屈なもので、ときどき、不幸や束縛と似ていたりします。

ゾメキトキメキ出版から波美(倉科カナさん)、お給料どれくらいもらっているのかしら。

ところで、“亀甲”つながりじゃありませんが、秋口、鍋料理の恋しくなるシーズンぐらいからかな?キッコーマンの明石家さんまさんのCM ♪幸せ~って何だっけなんだっけ…が、およそ四半世紀の時を越えてリバイバルオンエアされていますね。80年代当時に一世を風靡(ってほどでもないが)したあのポン酢しょうゆCM、当地では流れておらず、関西出張時ビジネスホテルの部屋のTVで一度見ただけでした。

当時のさんま師匠、推定3031歳。花の独身。現在54歳(←マジかよ)、バツイチ。さすがに同じ歌を、同じアングルで再演すると、師匠も老けましたな。体型、声質、リズム感・音程の微妙さまで変わってないのが救いっちゃ救いか。

確かポン酢しょうゆのときは、歌無しで「ほんまのこと言うたら、オレ空っぽやねん」「せやから、鍋つくって」とカメラ目線で母性本能直撃ナンパトークするヴァージョンもあったような。現在シングルアゲインのさんちゃん、こちらもリバイバルしませんか。IMALUさんの意見も聞いてみなくちゃか。

コメント
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